では、1分間で自己紹介をお願いします。
・就職活動の面接
・飲み会※1分間ではないけどもw
…etc
これまでの人生で、幾度となく言われてきたセリフだと思います。
こんな経験はありませんか?
次に何を話そうか考えながら喋っている。
自分でも何を伝えたかったのか、分からないまま終わる。
うまく話せなかった恥ずかしさから、次の人の自己紹介を聞いていない。
これからの人生でも「1分間での自己紹介」は何度もきっと行われます。
本記事では、自己紹介で気を付けるべきポイントをまとめました。
・自己紹介が嫌すぎる
・うまく話をまとめることが苦手
・何を話していいのか分からない
【自己紹介】苦手・嫌いな人が気を付けるべきコツ
そもそも、自己紹介とは何のためにするのでしょうか?
それは、“自分の特徴を分かってもらうため”です。
当たり障りないことを長々と喋られても、人は内容をまったく覚えていません!
つまり、自己紹介が終わった後に、このように思われたらあなたの勝ちです。
「〇〇さんって、△△をやってる人か…ちょっと気になるな。」
もちろん、数十年間に及ぶ人生を、30秒や1分間にまとめることは難しいですよね。
本記事では、相手に伝わる自己紹介のコツやポイントをまとめていきます。
要点を3つに絞る
![3つのリンゴ](https://fumablog.com/wp-content/uploads/2019/07/図67.jpg)
「マジックナンバー3」という言葉があります。
人間は、具体例を3つ挙げられるとバランスがよく、丁度いいと感じやすくなります。
自己紹介でも応用することができます。
実は、世の中にはマジックナンバー3の法則がたくさん使われています。
・「見ざる」「言わざる」「聞かざる」
・「人民の」「人民による」「人民のための政治」
・「うまい」「はやい」「やすい」
・キューピー3分クッキング
etc…
確かに、2つだと足りないし、4つだと多すぎる印象を受けますね。
つまり、
自己紹介でも、伝えるポイントを3つに絞ってください!!
例えば、どっちの自己紹介のほうが印象に残るでしょうか??
私は現在30歳で会社員8年目になり、金融業界に勤めています。
営業職で、今年から2名の部下を持つようになり、忙しくなりました。
実家は埼玉県で、結婚を機に東京都へ引っ越しました。
昨年、子供が生まれて、本当にかわいくて早く家に帰りたいですね。
趣味は登山で、大学時代のサークルメンバーと月一で登っています。
好きな食べ物は焼肉で、おすすめのお店が代官山にあって、通っています。
では、よろしくお願いします。
私は金融業界で8年間、営業一筋で働いています。
そして趣味は「登山」と「グルメ」です!
父が登山好きで、子供の頃は家族で登山に何度も行っていました。
その影響で学生時代は登山サークルに所属していました。
今では富士山に毎年登っていて、合計10回は行きましたね。
また、おいしい食事が好きで、特に焼肉には目がありません。
山の上で食べるお肉とか最高でおススメですね。
「登山好き」の「グルメ」な「金融マン」と覚えてください。
では、よろしくお願いします。
ちゃんと読めばわかると思いますが、圧倒的にB介さんでしょう。
※ちなみに文字数はほぼ同じです
A郎さんは「会社員」「部下がいる」「埼玉から東京」「お子さんがいる」「登山」「焼肉」…と情報が多すぎます。
一方、
B介さんは「登山」「グルメ」「金融マン」と要点を絞っています。
自己紹介をする時に「3つの要点」に絞れているのか、振り返ってみましょう。
まずいきなり3つに絞るのではなく、”自分の人生に影響を及ぼしたできごと”を書き連ねてください。
・結婚をした
・子どもが生まれた
・今やっている仕事
・海外旅行で衝撃を受けた
・好きなアーティスト
…etc
なんでもいいんです。
そこから3つに絞りましょう!
それが、今のあなたを構成する大切な要素になります。
ちなみにこの記事も「抑えるべき3つのポイント」として、まとめています。
1つの要点に比重を置く
![一つの要点](https://fumablog.com/wp-content/uploads/2019/07/図68.jpg)
では、要点を3つに絞った上で、気を付けるべきことは何でしょうか。
各要素を、同じバランスで話さないようにして下さい。
「登山」「グルメ」「金融マン」
自己紹介を3つの要点に絞ったとしましょう。
それぞれを33%の割合で喋るのはNGです。
印象となる特徴が、ふわっとしてしまう傾向にあります。
できるだけ50、35、15くらいの割合で、一つの項目を厚くして自己紹介をしましょう。
先ほどの自己紹介でも「登山」の項目を厚く50で書いたつもりです。
そうすると、相手が自分に興味を持つ”きっかけ”を作ることができます。
「グルメの話も聞いてみたいです」
きっかけをフックに、他のことまで興味を持ってもらえる可能性も広がります。
3つに絞ってさらに何を伝えるべきか、比重を考えてみてください。
相手によって比重を変える
![相手による](https://fumablog.com/wp-content/uploads/2019/07/図39-2.jpg)
自己紹介の要点を3つに絞り、さらに比重を考えたら、ラストは1つ!
その比重は、相手によって変えてください。
それぞれの場でどの様な自己紹介をしますか?
・アウトドア好きが集まる懇親会
・30代ビジネスマンが集う社外セミナー
極端ですが、同じ自己紹介をしても反応が違いそうですよね。
つまり、
3つの要点(カード)を用意して、どのカードを出すか、相手と場をみて決める必要があります。
男女の飲み会ではグルメの話が刺さるかもしれませんが、ビジネスセミナーだと仕事の話が刺さるかもしれません。
3つの要点に絞られていれば、きっと何かしら刺さります。
相手を見極めてカードを出し分けることができれば、自己紹介の印象はグッと変わります。
意識して、自己紹介を変えてみてください。
【自己紹介】苦手・嫌いな人が気を付けるべきコツ|まとめ
・1つの要点に比重を置く
・相手によって比重を変える
自己紹介って難しいし緊張しますよね…
なるべくシンプルに伝えて、自分の特徴を把握してもらいましょう。
そして、最後に重要なこと!
自己紹介は、定期的にアップデートしましょう。
転職、結婚、お子さんの誕生…人生は常に更新されていきます。
5年前と同じ自己紹介になるはずがないので、自分の大切な3要素は定期的に振り返って、アップデートしてください。
何を言っているか分からない自己紹介とは、おさらばしましょう!
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