【理由】デビュー5年以内に解散した人気バンド・グループ5選

解散 衝撃的 バンド音楽

惜しまれつつ解散
人気絶頂のまま解散

数あるバンドの中で、衝撃的なデビューもあれば、衝撃的な解散も多くあります。

 

衝撃的な解散の一つとして”ヒット曲があるにも関わらず、たった数年間で解散したバンド”が挙げられます。

誰を思い浮かべるでしょうか?

 

そもそもデビューから何年間で解散…というのは、あまり数えたことがないかもしれません。

本記事では、デビュー5年以内に解散した、人気バンド・グループをまとめました。
※2019年7月時点で、再結成や復活をしていない(はず)のグループに絞っています。

あのバンドも5年以内だったとは…

こんなヒト向けの記事:
・J-POPが好きだ
・再結成を望んでいるバンドがある
・あの解散劇から未だ立ち直れない
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デビュー5年以内に解散した人気バンド・グループ5選

19(ジューク)

19
〇活動期間
メジャーデビュー:1998年11月
解散:2002年3月
〇メンバー
岡平健治
岩瀬敬吾
326(みつる)※デビュー当初のイラスト&作詞担当

「フォーク・デュオ」という呼び方になることが多い、19(ジューク)

同時期にデビューしたデュオ「ゆず」との人気も相まって、フォークをJ-POPへと昇華した立役者の一組ではないでしょうか。

 

9枚のシングル、3枚のアルバムをリリース。(ベストアルバム除く)

多くのタイアップ曲もありましたが、2ndシングル「あの紙ヒコーキ くもり空わって」は、聴いたことがある人も多いのではないでしょうか。

※歌詞抜粋
夢を描いたテストの裏
紙ヒコーキ作って 明日になげるよ

 

【YouTube】19(ジューク)あの紙ヒコーキ くもり空わって Live

元々はカップリングの「卒業の歌、友達の歌。」がA面で、「あの紙ヒコーキ くもり空わって」がB面(カップリング)になる予定でした。

しかし、TBSのキャンペーンソングに起用されたことがキッカケで問い合わせが殺到し、急遽A面に変更

 

2曲とも名曲なわけだ・・・
「卒業の歌、友達の歌。」は筆者も学生時代に何度も聴いており、本当に切ない青春ソングなのです。

この記事を見ている学生さんがいたら、昔の曲とけん制せずに聴いてほしいですね。

 

「19」解散の理由は?

19(ジューク)の解散理由は、当時は「音楽性の違い」と世間に伝えられていました。

しかし、解散後に「ナカイの窓」などテレビ番組に岡平健治さんが出演した際、「音楽性の違いは解散理由の30%くらい」と発言。

 

そして過去も含めて、このような発言もありました。

「残りの70%は取り巻く環境から抜け出したかった」
「大人たちへの報復だった」
「正直後悔している」
「当時の時代は”解散”という選択肢しかなかった」

いつの日か、19(ジューク)として皆さんの前に立つこともあるのでしょうか…!

一夜限りでもいいので、復活してほしいですね。

今はじっと待っておきましょう。

ロードオブメジャー

バンド
〇活動期間
メジャーデビュー:2004年11月
解散:2007年7月
※インディーズデビューは2002年8月
〇メンバー
北川 賢一(ボーカル)
近藤 信政(ギター)
松本 賢一(ベース)
上原 彰兼(ドラム)

「ハマラジャ」というTV番組の企画から誕生したバンドです。

 

・実力のあるバンドマンをヘッドハンティングして、新しくバンドを結成させる
・共同生活を送りながら、100日間で50箇所でライブをする
・インディーズとしてシングルを発売し、オリコン初登場50位以内に入ったらメジャーデビュー。
・オリコン初登場50位以内に入らなければ即解散。

 

なかなか過酷な企画での結成ですよね。。

しかし、インディーズとしてリリースした「大切なもの」が大ヒット!

※歌詞抜粋
泣かないで そこにはほら
かげかえのない 大切なもの

 

【YouTube】ロードオブメジャー / 大切なもの

オリコン初登場16位、最高2位。

なんと売上は91万枚を超えて、伝説的なインディーズバンドとなりました。

 

しかし、「まだメジャーデビューは早い」と思い、1年間で2枚の曲をインディーズとして発売。

1年後の2004年11月に「心絵」で、晴れてメジャーデビューとなりました。

メジャーデビューから7枚のシングル、1枚のアルバムをリリース。(ベストアルバム除く)

 

「ロードオブメジャー」解散の理由は?

2007年にロードオブメジャーは、音楽性の違いを理由に解散を発表しました。

 

元々は違うバンドで組んでいた4名…

ヒット曲も生み出しましたが、バンドを続けるというのは難しいのですね。。

野猿

ライブ
〇活動期間
メジャーデビュー:1998年4月
解散:2001年5月
〇メンバー
石橋貴明
木梨憲武
その他、十数名

TV番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」から誕生。

とんねるず以外は、TV局のスタッフさんという衝撃的なグループ。笑

 

お笑いユニットかと思いきや、後藤次利さんが作曲、秋元康さんが作詞を担当し、本格的な楽曲が多数。

シングル全11曲すべてがオリコントップ10入りを果たし、アルバムと合わせ累計300万枚を売り上げました。

 

たくさんの名曲が生まれていますが、一般的にも知られている楽曲は「Fish Fight!」でしょうか。

※歌詞抜粋
鮒は生じゃ喰えないはずさ
泥臭い 生臭い
Fish! Fish! Fish!

 

【YouTube】Yaen – fish fight

野猿はいわゆるお笑い系の楽曲は少なく、聴かせる名曲が多かったです。

「Fish Fight!」は最後の楽曲ということもあったのか、お笑い寄りの楽曲となりました。

 

「野猿」解散の理由は?

とんねるず以外はTV局のスタッフさんということもあり、本業とのバランスを加味して2001年に解散(撤収)となりました。

TV番組から名曲が多く誕生するという時代でしたが、スタッフさんがこれだけ前に出てくるというのは、とんねるずならでは。

またこうした企画にも期待したいですね。

センチメンタル・バス

野球
〇活動時期
メジャーデビュー:1998年9月
解散:2000年12月
〇メンバー
NATSU(ボーカル)
アキノリ(キーボード)

1999年に発売した「Sunny Day Sunday」が大ヒットし、累計51万枚を売り上げました。

そして、ポカリスエットのCMソングにも起用され、センチメンタル・バスが世間に知れ渡る楽曲となりました。

※歌詞抜粋
39度のとろけそうな日
炎天下の夢
Play Ball! Play Game!

 

【YouTube】Sunny Day Sunday(センチメンタル・バス)

楽曲を聞いていた1999年~2000年頃は、39度の気温などあり得ないと思っていました。

そこから15年以上が経ち…

40度近い気温の猛暑日が続く日本列島になり、、今こそ「Sunny Day Sunday」を聴くべき時代になってきましたね。笑

 

「センチメンタル・バス」解散の理由は?

センチメンタル・バス解散の理由ですが、NATSUさんはこう語っています。

「自分としての本質はオルタナとかパンクとかにあった」
「しかし、売れてからやってる音楽はどんどん可愛らしい方向に行ってしまった」

「Sunny Day Sunday」が売れてしまったからこそ、自分がやりたい音楽と世間が求める音楽にズレが生じてしまったようですね。。

解散後は、お二人とも別々の音楽活動を精力的に行っています。

おニャン子クラブ

女性 高校生
〇活動期間
メジャーデビュー:1985年7月
解散:1987年9月
〇メンバー
国生さゆり
工藤静香
渡辺満里奈
など、総勢52名

いわずもがな、秋元康が仕掛け人となった伝説的なアイドルグループ。

TV番組「夕やけニャンニャン」の番組内アシスタントとして芸能界デビューし、1985年7月にデビューシングル「セーラー服を脱がさないで」で大ブレイクしました。

 

世の男性たちを魅了した、昭和後期を代表するアイドルです。

結成時は11名のメンバーでしたが、加入や脱退を繰り返して総勢は52名、解散時は19名となっていました。

 

「おニャン子クラブ」として10枚のシングルをリリースしていますが、メンバーによるソロ楽曲やユニットなども多く派生。

国生さゆり「バレンタイン・キッス」
新田恵利「冬のオペラグラス」
…etc
うしろゆびさされ組「うしろゆびさされ組」
うしろ髪ひかれ隊「時の河を越えて」
…etc

AKB48へ通じる秋元康の原点ともいえる、女性アイドルグループでしょう。

 

「おニャン子クラブ」解散の理由は?

「夕やけニャンニャン」の番組終了に伴い、わずか2年半の期間で解散となってしまいました。

 

芸能事務所に所属していた約10名はそのまま芸能活動を続け、それ以外はそのまま引退となったケースがほとんとです。

たまに、「あの人は今。」的な番組で元おニャン子クラブのメンバーが出ることもありますね。

一般人になっている人も多いので、大勢が集まっての再開は難しいでしょう。

デビュー5年以内に解散した人気バンド・グループ5選|まとめ

・19(ジューク)
・ロードオブメジャー
・野猿
・センチメンタル・バス
・おニャン子クラブ

どのバンド・グループも5年以内のメジャー活動とは思えないほどのインパクトですね。

短い期間だったからこそ、人々の心に残っているということもあるのでしょうか。

 

解散した理由はどうあれ、それぞれが新しい道に進んでいるので、周りがとやかく言うことではありません。

ただ、再結成して歌っている姿を一度は見てみたいと思ってしまいます。

今は、気長に待ちましょう。

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