ポルノグラフィティ20周年記念の東京ドームライブ「神VS神」
筆者は2Daysで参戦してきました。
最っ高…でしたね。
ポルノグラフィティのすべてが詰まった、最高のライブだったと思います。
本記事では、ポルノグラフィティ東京ドームライブ「神VS神」の2019年9月8日(日)2日目の感想・ライブレポート(Part1)をまとめます。
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【神VS神】ポルノグラフィティ東京ドームライブ【セトリ紹介】2日目
ポルノグラフィティ「神VS神」の2日目のセットリストはこちらです。
1 | プッシュプレイ |
2 | Mugen |
3 | THE DAY |
4 | ミュージック・アワー(メドレー) |
5 | マシンガントーク(メドレー) |
6 | ヴォイス(メドレー) |
7 | 狼(メドレー) |
8 | ミュージック・アワー(メドレー) |
9 | アポロ |
10 | n.t. |
11 | Twilight,トワイライト |
12 | Theme of ”74ers” |
13 | 瞳の奥をのぞかせて |
14 | ウェンディの薄い文字 |
15 | リンク |
16 | サウダージ |
17 | ブレス |
18 | 愛が呼ぶほうへ |
19 | Zombies are standing out |
20 | サボテン |
21 | ヒトリノ夜 |
22 | 瞬く星の下で |
23 | ハネウマライダー |
24 | アゲハ蝶 |
25 | VS |
26 | オー!リバル |
27 | Before Century→Century Lovers |
28 | ライラ |
意外な曲もありつつも、20周年を迎えるポルノグラフィティの“神セトリ”になっています。
1日目からは9曲を入れ替えたセトリとなりましたが、前半戦はほぼ変更なし。
「n.t.」と「Twilight,トワイライト」が2日間とも演奏されたのが、意外でした。(「n.t.」は初日は弾き語りですが)
筆者は9月8日(日)の2日目は、1階席の35列目に座っていました。
そこから見えた景色も踏まえて、2日目のライブレポート・感想をまとめます!
【神VS神】ポルノグラフィティ東京ドームライブ【感想・レポート】2日目:Part1
それでは、ポルノグラフィティ「神VS神」2日目のライブレポートをまとめます。
1日目と異なる登場
開始とともに東京ドームにファンファーレが鳴り響き、モニターには「神VS神」のロゴが映し出されました。
1日目と同じ演出でのスタートです。
サポートメンバーがメインステージに入場し、そしてポルノグラフィティのお二人の登場…
と、思いきや中々お二人が登場しません。
すると、「きゃーー!!」という大きな歓声が。
1日目はメインステージからの登場でしたが、2日目はセンターステージから登場。
東京ドームのど真ん中にお二人が並び、「神VS神」ライブ2日目の演奏が始まります。
オープニングは「プッシュプレイ」
1日目と同様に、1曲目は「プッシュプレイ」でスタート。
演奏のアレンジが少し異っており、1日目はコーラスと共にじっくり始まりましたが、2日目は昭仁さんのみのヴォーカルでスタート。
センターステージで晴一さんにはスタンドマイクがないから、その様なアレンジになった気もしました。
新曲「VS」の対比の歌詞としても使われている楽曲で、公演最後の伏線にもなっている「プッシュプレイ。
筆者は1日目にも参加していたので、その思いを噛みしめながら聴いていました。
しかし、2日目は肝心の「あのロッカー、まだ闘ってっかな?」の歌詞がモニターにあまり映らないというトラブルも。(ちょっともったいなかったですね)
少年の頃にみたロックバンド達は、今もまだ闘っているのか?
20周年を迎えたポルノグラフィティ自身にも問いている、そんな思いが乗せられたプッシュプレイからスタート!
「東京ドーーーム!」という昭仁さんの叫びと共に、会場は興奮と歓喜が乱れる最高の雰囲気となり、一気に盛り上がりました。
会場を盛り上げる新旧シングル2曲
「プッシュプレイ」に始まり、「Mugen」「THE DAY」と続いていきました。
2002年リリースの「Mugen」と、2016年リリースの「THE DAY」。
新旧ポルノを代表する、ライブには欠かせない楽曲をもってきました。
「Mugen」は1日目の後半に演奏された曲で、2日目は2曲目でした。
「あれ…もしかしてセトリを入れ替えるだけなのか…?2日目は…」と頭をよぎったのは内緒。
そんな杞憂を打ち破るほどの神セトリがこの後、待っているとはね!
「うぉーおーおー、うぉーおー♪!」
と、昭仁さんの煽りと共に東京ドームの会場中が叫びます。
初っ端から声を出すことで、お客さんのテンションも最高潮に向かっているのが伝わってきました!
勢いをそのままに、「THE DAY」がノンストップで始まります。
「THE DAY」は、新しいポルノグラフィティを代表するようなライブ曲になってくれて、嬉しいし自信になると晴一さんはラジオでも仰っていました。
昭仁さんのシャウト部分も絶好調で、2日目も初っ端から最高にかましてくれました。
「THE DAY」終了後、歓声が大きすぎてモニターの調整が付かない、と晴一さんがコメント。
東京ドームやばいね、マジで。こんな経験初めてだわ!と興奮している晴一さんの笑顔がステキでした。
スペシャルゲスト「本間昭光」
1日目に続いて、スペシャルゲストとして本間昭光(ak.homma)さんが登場します。
昭仁さんから「僕らの始まりはこの人がいなかったら成り立たなかった」と本間さんを紹介。
本間さんって誰?という方は、1日目のライブレポートに書いてあるのでご覧ください。
要は、この人がいなければ今のポルノグラフィティはいないと断言できる、天才プロデューサーです。
そんな本間さんの登場に、会場は大いに盛り上がりました。
本間さんとトーク「ポルノグラフィティとの出逢い」
ここから、本間さんを交えて3人でのトーク(雑談)が10分間ほど始まります。
最後は晴一さんによる巻きが入りましたが、1日目よりは短かったかな…?多分。笑
出逢った時のポルノグラフィティはどうだったか?という質問に対して本間さんが答えます。
“華”というのは後から付けられるものではなく、天性のものなので、それを持っているのは素晴らしかった。
なんか昭仁とか針金入りのスカーフしてたじゃんw
針金入りのスカーフ!?
してたしてた!と、晴一さんと昭仁さんも大笑い。
田舎から出てきて何かやってやろうという気持ちが、色んな形で具現化していたんですね、きっと。
ポルノスタッフの方…もしこのブログを見ていたら、「針金入りのスカーフ」のグッズ化をお願いします…!
本間さんの話は続きます。
曲を作るというかそういう話は後からだったね。
その運命的な出会いからデビュー20周年を迎え、東京ドームで同じステージに立っているということは本当に素晴らしいですね。
ポルノグラフィティを最初に見てどう思ったか?と言う質問に「華はあるな、と思った」「一緒に何かやりたいって思った」と答えた本間さん
— 🤨😊11/3🍛🏀ライビュ新宿👑🐓 (@pdos_h_a) September 9, 2019
一緒にやってくれて、ポルノチームになってくれてありがとう…
本間さんとポルノグラフィティが下北沢で出会ってくれて、本当によかったです。
本間さんとトーク「アポロ誕生秘話」
ポルノグラフィティのデビュー曲「アポロ」は本間さん作曲、晴一さん作詞です。
晴一さんから、「アポロ」のメロディーが浮かんだ瞬間って覚えているんですか?という質問が。
そこに3曲くらい持ち込むことになってて、持っていったんだよね。
あれは…たしか1999年?いや、2000年になってたかな?
いや、
デビューが1999年9月です!!
と、昭仁さん、晴一さん、会場中が総ツッコミ。
「あぁ、あれは別の曲だったわ。笑」と、本間さんの天然がさく裂していました。
そこから記憶を呼び起こし、1stアルバム「ロマンチスト・エゴイスト」を制作中の話へ。
「リズムの速い曲がもう1曲欲しいね」という話になり、追加で作った曲が「アポロ」ということ。
これは1日目にも話していましたが、晴一さんはその時系列を忘れていました。笑
「アポロ」のリズムが思い浮かんだ瞬間に、当時はスマホもないからICレコーダーに鼻歌で入れたよ、というエピソードも。
コード進行を決めていくにあたり、ここぞという時まで温めておいたコード進行を採用という裏話まで。
これはいける!という”思い”があり、実際にレコーディングをしたらその”思い”が”確証”に変わったと、本間さんと晴一さんが熱弁。
「アポロ」が作られなかったら2ndシングルの「ヒトリノ夜」がデビュー曲になる予定だったという話も披露。
今のポルノグラフィティがあるのは「アポロ」というデビュー曲の存在も大きいと思います。
そんな制作秘話が20周年のステージで聴けて、とても貴重な体験でした。
本間さんとメドレー演奏
そして、本間さんがピアノを弾きメドレーがスタート!
1曲目「ミュージック・アワー」のジングルが鳴り響くと、会場は一気にテンションが上がります。
サビではいつもの“変な踊り”を東京ドーム全員で踊りましたが、それは圧巻の光景。
晴一さんいわく、「この踊りは生後9か月でもできる」
そして、1番が終わると曲調が変わり、「マシンガントーク」へ。
1日目ではまだ会場も慣れていなかったモンキーダンスも、両日参加の人も多い中、さらに一体感をもって東京ドーム全員で踊りました。
盛り上がりをよそに、次のメドレー曲は「ヴォイス」
他のサポメンさんがどう、という話ではないですが、やはり本間さんが奏でるピアノのヴォイスは別格かと。
オリジナル演奏者という存在、価値は素晴らしいと改めて思いました。
会場は一気にしんみりと聴き入っています。
それもつかの間、次のメドレー曲は「狼」
ヒット曲の「アゲハ蝶」のカップリング曲ですが、ギリギリ最後までA面を争ったという名曲。
本間さんは1日目に「アゲハ蝶の発売前に披露したライブでは、狼の方がお客さんの反応がよかったから、不安だった」というエピソードもありました。
そんな名曲に会場は盛り上がります。
メドレー最後は「ミュージック・アワー」のラストサビをもう一度。
東京ドームの会場全員でバカになって本間さんメドレーが終わりました。
幸せなメドレーを2日間ありがとうございました!!ごちそうさまです。
デビュー曲の「アポロ」
東京ドームで本間さんと演奏した最後の楽曲は、デビュー曲の「アポロ」
昭仁「ぼくっらの…」
昭仁「ちょっと一回止めよう!」
と、トラブル発生。笑
本間さんのピアノの音が出ておらず、演奏が止まりました。
「トークが長いから嫌がらせかな?w最新式の機材なのにw」と本間さんも苦笑い。
機材の調整が終わり、「今のは忘れて!もっかいやろう!」と昭仁さんの仕切り直しが入ります。
こういうトラブルも笑いに変えて会場中が楽しい雰囲気になるのも、ポルノの素敵なところですね。
1番は本間さんが奏でるピアノをベースとした、しっとりとしたアレンジでの演奏。
1日目にも聞きましたが、このアレンジ本当に好きです。
セルフカバーで新しく収録してくれないかな…本間さんピアノ演奏で。
そして、2番からはドラムや各楽器が加わり、一気に盛り上げていきます。
やっぱり「アポロ」はポルノグラフィティにとっても、会場のファンにとってもかけがえのない大切な曲です。
いつ聞いても特別な思いを馳せられます。
「アポロ」の演奏が終わり、本間さんは退場。
ポルノグラフィティ@東京ドーム
— 本間昭光 Akimitsu Homma (@akimitsuhomma) September 9, 2019
20年続けてきた重みと意味合いを感じる事が出来た特別な時間空間でした。
ここまで彼らを見守って下さった皆さん、これからもどうか宜しくお願い致します😊#ポルノグラフィティ #ロマポル神 pic.twitter.com/BI3khTDKGA
2日間の出番を終え、東京ドーム中の大きな歓声と拍手と共に見送られていきました。
意外なセトリで会場を魅了
「アポロ」までは会場の照明が付いてて明るい会場でしたが、照明が消えて第二章が始まります。
まず最初に「n.t.」のギターが鳴らされます。
1日目は昭仁さんが弾き語りで歌った曲で、2曲目はバンド体制での演奏となりました。
まさか「n.t.」が2日目にも演奏されるとは思っていなかったので、意外なセトリ構成と会場が思ったでしょう。
n.t.を初日はアコギ一人ver.二日目はバンドスタイルというので聴いたら、私は言葉が出ず放心状態だったんだよー。
— まにゃー🐈ドームロス (@pg98mana122) September 9, 2019
弾き語りではなくバンド構成になったことで、昭仁さんの気持ちをポルノグラフィティ全体で届けている感覚があり、グッとしました。
続いて演奏されたのは「Twilight,トワイライト」
1日目のセトリと同じ構成となりました。
この辺りまでは「あれ…もしやセトリほとんど同じじゃない…?」と多くの人が思っていたかもしれません。笑
2007年のSOUND MARINAというフェス以来、演奏されていなかった楽曲です。
そんな「Twilight,トワイライト」が2日間セトリに入っているというのは、誇るべき楽曲だという自信の表れを感じました。
繊細で壮大で幻想的な、この曲を東京ドームで聴けて本当に嬉しかったです。鳥肌。
晴一さんにスポットライトがあたり「Theme of “74ers”」が始まります。
会場のモニターには過去のポルノグラフィティの映像がモノクロで流れます。
楽曲作りの様子、過去のライブ映像など…若かりしお二人の姿が映し出され、ファンは感涙。
「Theme of “74ers”」という曲は、当時のツアー「74ers」のテーマソングとして、昭仁さんが作りました。
「74ers」ツアーはTamaさん作曲の「ラック」をベースに構成されており、「Theme of “74ers”」を聴きながらTamaさんを思い浮かべた往年のファンも多いことでしょう。
そして、2日目のライブが終わった後、TamaさんがTwitterを更新。
会場にいたんですか…Tamaさん…涙
このツイートを見て、さらにあの時を思い出して感動してしまいました。
この後は、お二人のソロパートへと続きます。
【神VS神】ポルノグラフィティ東京ドームライブ【感想2日目】Part1|まとめ
・1曲目は「VS」の対比として「プッシュプレイ」からスタート
・スペシャルゲストに「本間昭光」さんが登場
・針金入りのスカーフを付ける昔の昭仁さん
・インディーズ時代から”華”があったポルノグラフィティ
・メドレーは初期ポルノ筆頭の豪華ラインナップ
・「アポロ」の演奏トラブルさえも盛り上がる
・Tamaさんのツイートに泣ける
ここまでが、ポルノグラフィティ東京ドームライブ「神VS神」9月8日(日)2日目の前半戦の感想・ライブレポートになります。
2日目の後半戦はコチラの記事をご覧下さい。
ちなみに、”神VS神”ライブは「20th Anniversary Live Box」に収録されています。
自宅で飲みながら観る”神VS神”は、最高の極みですね。
関連記事:
・「神VS神」1日目感想Part1
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・「神VS神」2日目感想Part2
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