インフルエンザ感染で仕事を休む期間はどれくらい?【法律と就業規則】

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インフルエンザに感染すると、本当につらいですよね。

厚生労働省によると、インフルエンザの感染者数は日本国内で年間1,000万人いると言われています。

また、国内で年間1,000人を超える死者が出ることも。

 

そして、会社員が最も気になるポイント。

インフルエンザに感染したら、会社を何日休めばいいの?

 

法律で決まっているのか?
すぐに出社して問題ないのか?
熱が下がっても数日間は安静にするべき?

本記事では、会社員がインフルエンザに感染した時に読むべき情報をまとめました。

こんなヒト向けの記事:
・インフルエンザに感染した会社員
・家族がインフルエンザに感染した
・同僚がインフルエンザに感染した
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インフルエンザ感染で仕事を休む期間はどれくらい?【法律と就業規則】

インフルエンザ 休む期間

子どもの頃、インフルエンザに感染すると親から「治っても数日間は学校に行ってはダメだよ!」と言われたことがあるでしょう。

学校の場合は「学校保健安全法」という法律の下で、以下のように定められています。

出席停止の期間の基準は、前条の感染症の種類に従い、次のとおりとする。

インフルエンザ(鳥インフルエンザ(H五N一)及び新型インフルエンザ等感染症を除く。)にあっては、発症した後五日を経過し、かつ、解熱した後二日(幼児にあつては、三日)を経過するまで。

つまり、インフルエンザに感染しながら学校へ行くことは、”法律違反”とみなされてしまいます。

 

この様に、子どもの場合は明確に法で定められています。 

では、会社員の場合はどのような措置となるのでしょうか?

インフルエンザ感染で出社する事は法律違反?

結論からいうと、会社員が季節性インフルエンザに感染した状態で出社することは、法律で制限はされていません。

えぇ…と思うかもしれませんが、絶妙にグレーゾーンなのです。

 

労働安全衛生法」の第六十八条では、以下のように定められています。

事業者は、伝染性の疾病その他の疾病で、厚生労働省令で定めるものにかかった労働者については、省令で定めるところにより、その就業を禁止しなければならない

あれ…?なんか就業禁止っぽいけど?

ポイントは”厚生労働省令で定められている疾病にかかった場合”という定義です。

 

そう、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」によると、季節性のインフルエンザは、就業禁止の疾病に定められていないのです。(新型インフルエンザは該当)

つまり、季節性インフルエンザに感染しても法律で就業を縛ることができていないのが、現状です。

インフルエンザ感染で仕事を休む期間は?

では、法律違反でないのなら手放しで出社していいのでしょうか?

答えは“No”です。

インフルエンザに感染したら、自宅での安静が第一です。

 

厚生労働省「インフルエンザQ&A」によると、以下のように回答しています。

一般的に、インフルエンザ発症前日から発症後3~7日間は鼻やのどからウイルスを排出するといわれています。
そのためにウイルスを排出している間は、外出を控える必要があります。

要は、発症して少なくとも3日間、できれば1週間は外出しないでね!ということです。

 

法律で定めて欲しいですが、多くの会社は「インフルエンザに感染したら〇〇日間は出勤しないこと」と、就業規則で定められていると思います。

感染したまま出勤したら、就業規則違反として会社から罰則を与えられる可能性が高いので、出社は絶対にやめましょう。

 

インフルエンザ感染において、「会社員は法律ではなく、就業規則で縛られている」といえますね。

しっかりと自分が所属する会社の就業規則を確認しておきましょう。

インフルエンザなのに「会社に来い」と言われたら?

会社から「人数が足りないから、体調が悪くても出社してよ!」と言われる人がいるかもしれません。

いわゆる超ブラック企業ですよね。

例え会社から出社要請があっても、インフルエンザに感染していたら絶対に出社をしないで下さい。

 

労働契約法」第一章第五条には、以下のように定められています。

使用者は、労働契約に伴い、労働者がその生命、身体等の安全を確保しつつ労働することができるよう、必要な配慮をするものとする。

インフルエンザに感染している社員の出社は、身体の安全の確保がされておらず、会社として労働契約法を違反している可能性が高いと考えることができます。

 

また、インフルエンザウイルスが社内に蔓延する可能性が高まり、他の社員の安全の確保も困難になります。

感染した当事者だけでなく、一緒に働く社員に対する安全配慮義務にも違反している事になります。

インフルエンザに感染したら、絶対に自宅で安静するようにしましょう。

>>インフルエンザ解熱後の暇つぶしアイディア

インフルエンザ感染で仕事を休む期間はどれくらい?【法律と就業規則】|まとめ

・「学校保健安全法」では“発症した後五日を経過し、かつ、解熱した後二日”まで安静と定められている。

・会社員は法律で定められておらず、”就業規則”で定められているケースが多い

・厚生労働省としては、“発症後3日~7日間は外出を控えるべき”と見解

インフルエンザは本当につらい病気です。

また、感染力が高く周りの人にも迷惑が掛かってしまうので、薬を飲んで自宅でゆっくり休んでください。

2019年1月には、インフルエンザに感染していた女性が、会社へ向かう途中にホームへ転落して亡くなってしまう事故もありました。
※出典: 朝日新聞「インフル感染の女性、ホームから転落死 東京・中目黒駅

出社したくなる気持ちも分かりますが、健康が全てですので数日間は安静にしましょう。

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