先日ラジオを聴いていると、こんな言葉が。
“三十路”とは、”若さとの決別”である。
当時29歳11ヶ月の筆者のココロには、ぶっ刺さったわけであります。
「三十路とは、若さとの決別である」
— ふま@ブログ4/30開設 (@Fuma_investment) August 20, 2019
という言葉がめちゃ響いている😂
ポルノの晴一さんがラジオで言っていたのだけれども。
もちろん30歳も一般的には若いのかもしれないけれど、「若い」を理由に何とかなるのは、29歳まで。
オトナってなんだろう🤔🤔(哲学)
法律上では18歳からオトナの扉が開いていきます。
選挙への投票、20歳からはお酒など…新しい権利を得るとともに、責任範囲も広くなります。
しかし、本当のオトナとは30歳から始まると思います。
20代を怠けていると、オトナの皮を被った子供になってしまう、と最近気づきました。
30歳とは?三十路とは?オトナとは?
そんなことを考えて、30歳になる前に書いてみました。
・30歳に向かっている20代
・30歳になってしまったアラサー
・”三十路”という言葉に敏感になっている
30歳になる前に意識しておくべきこと【若いから許される20代】
10代ではモテていた男性が20代では上手くいかない。
10代で人気のなかった人が、30代で社長として成功を成し遂げている。
歳を重ねるごとに、世間から求められることは異なります。
10代、20代では”若い”という理由だけで積める成功体験も沢山あります。
若い頃の成功体験だけを引きずって次のステップへ進めない人は、歳を重ねても永遠に子どものままで終わってしまうと、悟っています。
10代は「外見」と「身体能力」で勝負
![10代は外見と身体能力](https://fumablog.com/wp-content/uploads/2019/10/図114.jpg)
学生時代の10代で人気のある人といえば、どんな人でしょうか。
・サッカーがうまい人
・顔が格好いい人
・顔が可愛い人
・話が面白い人
・頭がいい人
・ケンカが強い人
etc…
10代は人生経験が浅いので、 経験を踏まえた深みのある会話はできません。
東京の美味しいレストランにデートをすることも、ほぼないでしょう。
生まれつきの個性で勝負をするしかありません。
“可愛い”や”格好いい”という「外見」
“足が速い”や”ケンカが強い”という「身体能力」
いわば、霊長類として動物的な嗅覚で、優劣を付けざるを得ないのが10代です。
そこから、社会人として羽ばたいていく20代になると、どのように変化していくでしょうか。
20代は「勢い」と「スピード」で勝負
![20代は勢いとスピード](https://fumablog.com/wp-content/uploads/2019/10/図115.jpg)
多くの方は20代になると、仕事を始めていくと思います。
正直、20代は「勢い」と「スピード」があれば、何とかなります。
会社でミスをしても、多少の無茶で周りを困らせても、周りは許してくれます。
「やらないよりも、やって失敗する方がいい」
「次は同じミスをしないように、教訓だな!」
私はこの様な言葉を、先輩や上司から何度も貰ってきました。
そして、これらのメッセージの後ろに、共通して付く言葉が存在します。
それは…
「まだ若いからね!」
20代とは、「若いから」で許してもらえる最後の世代です。これは間違いありません。
冒頭でお伝えした、「勢い」と「スピード」で勝負ができるというのは、若さがある故に成り立っています。
そして、何が難しいかというと、20代のうちはそれで評価されてしまうというコトです。
“されてしまう”という表現が適切か分かりませんが、勢いよく行動できることは間違いなく評価すべきことです。
しかし、それを鵜呑みにしたまま戦い方を変えずに30代へ突入すると、とんでもないことになってしまうだろう、というコトです。
20代ってのは人生で最高の時期なんだよね。
— 2代目ムジュラの仮面 (@A85026341) August 29, 2019
若さでミスは許されるし、若さで恋愛も勢いよくいけるし、若いから身体も丈夫。
声高らかに言いたけど、20代は沢山お金使っていろんな経験した方が良い!
貯金してるとか、一日中部屋でゲームしてるとか歳とった時絶対後悔するからやめた方が良いぞ!
そんな先輩たちを反面教師でたまに見ております。笑
30代は「若さ」との決別
![三十路 若さとの決別](https://fumablog.com/wp-content/uploads/2019/10/図116.jpg)
若さの勢いで誤魔化してこれたのも、20代までです。
仕事では大きな責任を伴う行動を迫られますし、取引先との会話相手のレベルも格段に上がってきます。
プライベートでも、生命保険への加入、自宅の購入、冠婚葬祭の仕切りなど…さまざまな“大人の決断”が待っています。
そうなってくると「ミスしてしまいました、てへw」では済まされません。
では、30代になる前に意識すべきことはなんでしょうか?
筆者の周りにいる優秀な30代の先輩方や取引先の人から、共通していることをお伝えします。
②自分の意思を持っている
③成功も失敗も知っている
20代のうちにもっと意識しておくべきだったな…と少し後悔もあります。
この記事を読んでいる20代がいれば、明日から意識してみて下さい。
①多くの人と会話している
本を読んだり、TVを見たり、仕事をしたり、プライベートで旅行へいったり…
自分だけで得られる知識や経験は限られます。
人間という生き物は、自分の好きな情報から取りに行こうとします。
他人という別嗜好の人間と会話をすることで、本来ならば絶対に得ることが出来なかった知識が得られます。
時事問題、健康、海外の話、仕事の業界の話、芸能人のゴシップ…なんでもいいのです。
知識の積み重ねが、30代という大人の知性を作っていくのです。
自分だけで完結している人よりも、沢山の人とコミュニケーションを取っている人から出てくる引き出しは、比較するまでもなく違うと、日々感じています。
②自分の意思を持っている
若いうちは、先輩社員の意見に乗っかっておけば大丈夫、ということがあります。
しかし、30代になれば、自分の意思で道を切り開いて結果を出すことが求められます。
「いやぁ~ちょっと判断が難しいですねぇ…」
こんなこと、言ってられません。
「私はこうしたい!」
「私はこう思う!」
といった確固たる意識表示が必要になります。
そのためには、判断に足りうる沢山の知識量が必要ですし、20代のうちに積んだ沢山の経験から自分の意思が作り上げられます。
お飾りの30代にならないように、自分の意思を強く持ちましょう。
③成功も失敗も知っている
何事においても重要なことは“自分自身の経験”です。
TVやネット、友人との会話から得られる知識も非常に大切ですが、自分の経験に勝るものはありません。
そして、20代のうちに成功も失敗も経験しているということが、非常に重要です。
“大きな失敗”を経験しないまま30代を迎えてしまうと、失敗を恐れて行動が小さくまとまってしまいます。
失敗すること自体に慣れていないのです。
“大きな成功”を経験しないまま30代を迎えてしまうと、成功への道しるべがイメージできず、思い切った行動ができません。
成功までの苦難に耐えることが出来ないのです。
20代のうちに成功も失敗も経験していることで、大きな仕事を任された時に、どこまでやればいいのか、何をしない方がよいのか判断が付きます。
若さに頼らず、人生経験をもとに行動する30代を目指していきましょう。
30歳になる前に意識しておくべきこと【若いから許される20代】|まとめ
・20代:「勢い」と「スピード」
・30代:「若さ」との決別
・多くの人と会話すべき
・自分の意思を持つべき
・成功も失敗も経験しておくべき
20代で一定の評価を受けている場合は、30代になる前に「なんで私は評価されているんだろう?」と、意識して振り返ることが大切だと思います。
実力なのか、”若いから”という枕詞がついてしまっているのか。
「三十路とは、”若さ”との決別」
晴一の辞書
— minori (@_minori_) August 19, 2019
「三十路とは、若さとの決別である」
なるほど…たしかに。。さすがだな
もう若くないんだよな
大人にならないといけんのだよな
この言葉を胸に刻み、有意義な30代を過ごしていきたいと思います。
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