30歳になる前に意識しておくべきこと|若さとの決別【若いから許される20代】

30代になる前に生活

先日ラジオを聴いていると、こんな言葉が。

“三十路”とは、”若さとの決別”である

当時29歳11ヶ月の筆者のココロには、ぶっ刺さったわけであります。

 

法律上では18歳からオトナの扉が開いていきます。

選挙への投票、20歳からはお酒など…新しい権利を得るとともに、責任範囲も広くなります。

 

しかし、本当のオトナとは30歳から始まると思います。

20代を怠けていると、オトナの皮を被った子供になってしまう、と最近気づきました。

30歳とは?三十路とは?オトナとは?

そんなことを考えて、30歳になる前に書いてみました。

こんなヒト向けの記事:
・30歳に向かっている20代
・30歳になってしまったアラサー
・”三十路”という言葉に敏感になっている
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30歳になる前に意識しておくべきこと【若いから許される20代】

10代ではモテていた男性が20代では上手くいかない。

10代で人気のなかった人が、30代で社長として成功を成し遂げている。

 

歳を重ねるごとに、世間から求められることは異なります。

10代、20代では”若い”という理由だけで積める成功体験も沢山あります。

若い頃の成功体験だけを引きずって次のステップへ進めない人は、歳を重ねても永遠に子どものままで終わってしまうと、悟っています。

10代は「外見」と「身体能力」で勝負

10代は外見と身体能力

学生時代の10代で人気のある人といえば、どんな人でしょうか。

・足が速い人
・サッカーがうまい人

・顔が格好いい人
・顔が可愛い人
・話が面白い人
・頭がいい人
・ケンカが強い人
etc…

10代は人生経験が浅いので、 経験を踏まえた深みのある会話はできません。

東京の美味しいレストランにデートをすることも、ほぼないでしょう。

生まれつきの個性で勝負をするしかありません。

 

“可愛い”や”格好いい”という「外見」

“足が速い”や”ケンカが強い”という「身体能力」

 

いわば、霊長類として動物的な嗅覚で、優劣を付けざるを得ないのが10代です。

そこから、社会人として羽ばたいていく20代になると、どのように変化していくでしょうか。

20代は「勢い」と「スピード」で勝負

20代は勢いとスピード

多くの方は20代になると、仕事を始めていくと思います。

正直、20代は「勢い」「スピード」があれば、何とかなります。

 

会社でミスをしても、多少の無茶で周りを困らせても、周りは許してくれます。

「いいんだ、そのくらい勢いがある方が頼もしい」
「やらないよりも、やって失敗する方がいい」
「次は同じミスをしないように、教訓だな!」

私はこの様な言葉を、先輩や上司から何度も貰ってきました。

 

そして、これらのメッセージの後ろに、共通して付く言葉が存在します。

それは…

「まだ若いからね!」

 

20代とは、「若いから」で許してもらえる最後の世代です。これは間違いありません。

冒頭でお伝えした、「勢い」と「スピード」で勝負ができるというのは、若さがある故に成り立っています。

 

そして、何が難しいかというと、20代のうちはそれで評価されてしまうというコトです。

“されてしまう”という表現が適切か分かりませんが、勢いよく行動できることは間違いなく評価すべきことです。

しかし、それを鵜呑みにしたまま戦い方を変えずに30代へ突入すると、とんでもないことになってしまうだろう、というコトです。

 

そんな先輩たちを反面教師でたまに見ております。笑

30代は「若さ」との決別

三十路 若さとの決別

若さの勢いで誤魔化してこれたのも、20代までです。

 

仕事では大きな責任を伴う行動を迫られますし、取引先との会話相手のレベルも格段に上がってきます。

プライベートでも、生命保険への加入、自宅の購入、冠婚葬祭の仕切りなど…さまざまな“大人の決断”が待っています。

そうなってくると「ミスしてしまいました、てへw」では済まされません。

 

では、30代になる前に意識すべきことはなんでしょうか?

筆者の周りにいる優秀な30代の先輩方や取引先の人から、共通していることをお伝えします。

①多くの人と会話している
②自分の意思を持っている
③成功も失敗も知っている

20代のうちにもっと意識しておくべきだったな…と少し後悔もあります。

この記事を読んでいる20代がいれば、明日から意識してみて下さい。

①多くの人と会話している

本を読んだり、TVを見たり、仕事をしたり、プライベートで旅行へいったり…

自分だけで得られる知識や経験は限られます。

 

人間という生き物は、自分の好きな情報から取りに行こうとします。

他人という別嗜好の人間と会話をすることで、本来ならば絶対に得ることが出来なかった知識が得られます。

 

時事問題、健康、海外の話、仕事の業界の話、芸能人のゴシップ…なんでもいいのです。

知識の積み重ねが、30代という大人の知性を作っていくのです。

 

自分だけで完結している人よりも、沢山の人とコミュニケーションを取っている人から出てくる引き出しは、比較するまでもなく違うと、日々感じています。

②自分の意思を持っている

若いうちは、先輩社員の意見に乗っかっておけば大丈夫、ということがあります。

しかし、30代になれば、自分の意思で道を切り開いて結果を出すことが求められます。

 

「〇〇さんはどう思いますか?どうしたいですか?」
「いやぁ~ちょっと判断が難しいですねぇ…」

こんなこと、言ってられません。

「私はこうしたい!」
「私はこう思う!」
といった確固たる意識表示が必要になります。

 

そのためには、判断に足りうる沢山の知識量が必要ですし、20代のうちに積んだ沢山の経験から自分の意思が作り上げられます。

お飾りの30代にならないように、自分の意思を強く持ちましょう。

③成功も失敗も知っている

何事においても重要なことは“自分自身の経験”です。

TVやネット、友人との会話から得られる知識も非常に大切ですが、自分の経験に勝るものはありません。

そして、20代のうちに成功失敗も経験しているということが、非常に重要です。

 

“大きな失敗”を経験しないまま30代を迎えてしまうと、失敗を恐れて行動が小さくまとまってしまいます。

失敗すること自体に慣れていないのです。

 

“大きな成功”を経験しないまま30代を迎えてしまうと、成功への道しるべがイメージできず、思い切った行動ができません。

成功までの苦難に耐えることが出来ないのです。

 

20代のうちに成功も失敗も経験していることで、大きな仕事を任された時に、どこまでやればいいのか、何をしない方がよいのか判断が付きます。

若さに頼らず、人生経験をもとに行動する30代を目指していきましょう。

30歳になる前に意識しておくべきこと【若いから許される20代】|まとめ

・10代:「見た目」と「身体能力」
・20代:「勢い」と「スピード」
・30代:「若さ」との決別
■30代までにやること
・多くの人と会話すべき
・自分の意思を持つべき
・成功も失敗も経験しておくべき

20代で一定の評価を受けている場合は、30代になる前に「なんで私は評価されているんだろう?」と、意識して振り返ることが大切だと思います。

実力なのか、”若いから”という枕詞がついてしまっているのか。

 

「三十路とは、”若さ”との決別」

この言葉を胸に刻み、有意義な30代を過ごしていきたいと思います。

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