【ストレス】欲求が満たされない人の無意識な行動5選【防衛機制とは】

満たされない心 うまくいかない生活

思い通りにいかない…
満たされない気持ち…
上手くいかずストレス

そういったもどかしい気持ちになってしまう事は、誰でもあると思います。

ストレスでもやもやしている状況から、なるべく早く抜け出したいですよね。

 

そもそも、自分が満たされていない時に、無意識に取ってしまっている行動があることをご存じでしょうか。

本記事でご紹介する5パターンの行動を振り返ってみた時に、多くあてはまる人は、ストレスを感じているかもしれません。

 

自分の行動というものは、自分自身では意外と分からないものです。

どこか満たされず、思い通りにいかない日々のストレスを感じている方は、要チェックです。

こんなヒト向けの記事:
・うまくいかずにイライラしている
・日常に満たされない気持ち
・思い通りにいかない思いがある
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【ストレス】欲求が満たされない人の無意識な行動5選【防衛機制】

恋人が自分に向き合ってくれない
後輩がちゃんと仕事をしてくれない
また先輩からキツく怒られてしまった

思い通りにいかなかったり、満たされない状況になることがあると思います。

 

ストレスを感じる時に弱い自分が顔を出してしまいますが、人間は無意識に身を守る行動をとります。

その行動を「防衛機制」と呼びます。

 

無意識的に自分の心を守っている、「防衛機制」の例5つご紹介します。

「意識」から「無意識」に追いやる

考える

不安や葛藤の原因となっている欲求を、意識しないようにしていませんか?

本当はやりたいにもかかわらず、自分では無理だと不安に感じていると、その気持ちを抑圧してしまいます。

 

<例①>
欲求:モテたい
現実:全然モテない
無意識:恋愛に興味ない(と思い込んでいる)
<例②>
欲求:東京の一等地に住みたい
現実:お金が高いから住めない
無意識:都心永住に興味ない(と思い込んでいる)

 

自分自身でもそうですし、周りにも思い浮かべた方もいるかもしれません。

本当はしたいにも関わらず、無意識に追いやっていては、一生叶うことはありません。

 

もちろん、すべてが該当するわけではありません。

それでも何か自分の気持ちで無意識に追いやっているものがないか、胸に手を当てて考えてみてはいかがでしょうか。

欲求と反対の行動を取る

反対の行動

特に子どもの頃に誰もが行ったことのある、行動ではないでしょうか?

自分が抱えている欲求に対して、正反対の行動や態度をとってしまうという現象を「反動形成」といいます。

 

<例①>
欲求:A子ちゃんが好き
反動:A子ちゃんに意地悪する
<例②>
欲求:人々に認められたい
反動:嫌な仕事を好きだと思い込む

 

好きな人に対して「うるせー、こっちくんな!」とか言ってしまった、甘酸っぱい気持ちを思い出してしまった人も多いのではないでしょうか。

高校生くらいになると、すごく話したいのにクールぶって全然話さなかったり…

人間の気持ちとは難しいものです。

 

自分の気持ちと正反対に行動している事、ありませんか?

理由をつけて正当化する

正当化

上手くいかなかった時に、なにかと理由をつけて自分の気持ちを落ち着かせること、ありませんか。

それらしい理由によって自分自身を納得させることを、「合理化」と呼びます。

 

<例①>
出来事:1か月も勉強した資格試験に不合格
合理化:しょうがない、あの日は体調悪かったし
<例②>
出来事:ダイエットに失敗してしまった
合理化:忘年会と新年会シーズンだからしょうがない

 

納得感がある正しい理由であれば、自分自身のココロを落ち着かせるために必要な気持ちの整理だと思います。

しかし、無理やりな理由をもってきて気持ちを正当化しているのであれば、それは“逃げクセ”がついてしまう可能性があります。

 

「〇〇だから…」「△△だったから…」

という口癖が多すぎる場合は、言い訳がましくて相手に対してもマイナスイメージを与えてしまうかもしれません。

似た別のもので埋め合わせする

満たされる

欲求が満たされないときに、それと似た別のもので欲求を埋めることを「代償」といいます。

これは、誰もが行っていることですし、心を埋めるための大切な行動だと思います。

 

<例①>
欲求:美味しいユッケが食べたい
現実:生ものは衛生上食べられない
代償:ユッケ風のおつまみを食べる
<例②>
欲求:頭がよくなりたい
現実:勉強が全然できない
代償:スポーツ推薦で大学を目指す

 

人間なのですべての欲求や要望を満たすことはできないので、こういった別のカタチで心を満たしていきます。

逆に、このような別の選択肢を見つけることができないと、心が満たされないまま過ごしていくので、幸福感は薄くなってしまうかもしれません。

 

何か満たされない感情があれば、別の選択肢で心を満たしてあげてみて下さい。

「理想」や「憧れ」と同一化する

憧れ

憧れの人や理想の人の髪型・ファッション・行動を真似したことがある人は、多いのではないでしょうか。

「同一化」とよばれ、現実の自分への不安を取り除いて、安心感や自信を生み出すための行動です。

 

<例①>
同一化:こどもの頃、仮面ライダーごっこをする
<例②>
同一化:好きなモデルのファッションを真似る
<例③>
同一化:父親と行動や考え方が似てくる

 

人は、自分自身の理想のイメージに近づいていこうとしているので、自信をつけるために理想の人との同一化を図ります。

世の男たちが、木村拓哉さんに憧れてロン毛が街に溢れた時代もありました。

「自分は全然ダメだ…」と自信がなくても、モデルと同じ髪型やファッションを身に着けている時間は、自信をもって街を歩けるものです。

 

また、親友同士で考え方が似てくるのも同一化によるものです。

お互いを尊敬しあっている関係だと、ともに似てくるということですね。

【ストレス】欲求が満たされない人がする無意識な行動5選【防衛機制】|まとめ

・「意識」から「無意識」に追いやる
・欲求と反対の行動を取る
・理由をつけて正当化する
・似た別のもので埋め合わせする
・「理想」や「憧れ」と同一化する

「そういえば、自分もやっているな~」と思った方も多いのではないでしょうか。

なんでこどもの頃は、好きな人に対してイジワルしちゃうんだろうな~、としみじみ。

 

こういった人間の行動は”あたりまえ”の心理なので、そうした感情を理解しているということが大切だと思います。

自分の行動の幅を広げることができますし、相手の行動に対する理由や背景が読み取れます。

 

人間らしくたくさん悩んで、たくさん行動して、楽しい人生にしていきましょう!

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