新しい働き方として拡大している、在宅勤務(リモートワーク)。
筆者も2020年3月頃から在宅勤務を継続しており、家から出ない生活が当たり前になってきました。
2021年4月、私の身に降りかかった「部署異動」の4文字。
在宅勤務での部署異動、マジで大変です。
新卒入社の方も、リモート環境でのコミュニケーションに悩んでいる方も多いでしょう。
本記事では実体験をもとに、在宅勤務における部署異動の悩み4つと解決策をまとめました。
・異動が決まった
・在宅勤務(リモートワーク)をしている
・オンラインでの部署異動に困惑している
【在宅勤務】リモート環境での部署異動|悩み4つと解決策
新型コロナウイルスの影響で在宅勤務となり、最初は戸惑いもありましたが2,3ヶ月で当たり前の日々に。
私は同じ部署に3~4年間いた状態で在宅勤務へ突入したので、社内外ともにオンラインでもスムーズに会話が進みました。
しかし、ここにきて部署異動。
「リモート環境における新しいコミュニケーションって難しそうだな…」と思いましたが、予感は的中。
これは動き方を変えないと、新部署で馴染めないぞ?と強く思いました。
筆者が感じた悩みと、それを解決する為に取り組んでいることをお伝えします。
同じように、在宅勤務で異動を命じられた方の参考になれば幸いです。
悩み①:部署内で馴染めない
テレワークの部署異動で、誰もが感じる悩みだと思います。
出勤して顔を合わせる挨拶と、オンラインのZoom越しにする挨拶では、距離感が大きく異なります。
オンライン環境に合わせた動き方に変えないと、新部署で馴染めずに3ヶ月が経過…と、なりかねません。
馴染めないと感じるポイントは、以下2点。
・自分の性格を理解してもらってない
つまり、相手を知ること&自分を知ってもらうことが、大切になってきます。
解決策:
まずは、自分がどんな人間かを知ってもらいましょう。
あなたという存在を、“見知らぬ人”から”知っている人”へ昇華させることが先決です。
私は、以下の情報を積極的に発信していきました。
・会社内での業務歴
・働く上で大切にしていること
意識すべきポイントは、一緒に働くイメージを想像させられるか、です。
私は、部門のZoom会議での自己紹介だけでなく、全員とZoomでの1on1ミーティングを設定。
くだらない話も含めて、自分という人間を知ってもらえる場となりました。
「一対多」ではなく「一対一」での会話は、オンライン環境だからこそ大切ですね。
オフラインで雑談ができないからこそ、積極的にコミュニケーションを取る場を自らセッティングすることを意識するといいですよ!
悩み②:新しい上司と距離感が縮まらない
会社員として切っても切り離せない関係が、上司。
評価される立場として、新部署の上司との距離感を縮めることは大切です。
「どんな人か分からないから怖い…」
「どんな話題を振ったらいいか分からない…」
そんな心配は尽きないと思います。
しかし、オンライン環境であるがゆえに、上司から見てもあなたという人間が分からない状態です。
相互理解するための行動は、積極的に行うべきだと考えます。
解決策:
毎日コミュニケーションを取る。
これに尽きると思っています。
人間関係の構築において、第一印象は大きな要素を占めます。
面倒くさがらずにスタートダッシュで距離感を縮めてしまえば、上司との関係性がかなりラクになります。
「接触回数が多いほど親しみを感じる」という、ザイアンスの法則も有名ですよね。
在宅勤務なのでチャットとテレビ会議になりますが、少なくともチャットで毎日やりとりするように心がけましょう。
仕事で分からない事を確認したり、やりたいことを伝えるといいでしょう。
回数を重ねるごとに、仕事以外のくだらない話も出来るようになっているはずです。
悩み③:取引先と距離感が縮まらない
私は営業をやっているので、社外とのコミュニケーションが多い立場です。
取引先との挨拶もオンラインで進行しているので、なかなか距離感が縮まらない感覚が付きまといます。
今もなお必死に関係構築に勤めていますが、やはりオフラインに勝るものはないという感覚ですね。
しかし、オンラインが故のメリットも沢山あるので、動き方を工夫することで解決に導いていきましょう。
解決策:
上司とのコミュニケーションにも通じますが、会話の回数を重ねることが大切です。
1週間に1度60分間の会議をするよりも、毎日10分間の会議をする方が距離感が縮まりますよね。
オンライン環境を強みにして、以下を心がけています。
・「ちょっと5分Zoomいいですか?」
・大切なポイントではオフラインで挨拶
出勤していた頃は「取引先と顔を合わせる=訪問」でした。当たり前ですが。
しかし、在宅勤務だと移動時間なく、気軽にZoom会議で顔を見ながら会話ができます。
対面のハードルが一気に下がったのです。これを上手く使うほかありません。
「ちょっと今からビデオ会議5分いいですか?」なんて、出勤してた頃は言いづらかったですよね。
そして、重要な議題の際に対面で会話することで会話の重みを付けることができます。
もちろん相手の状況を確認し、感染症対策を徹底した上で行いましょう。
悩み④業務内容のキャッチアップが難しい
部署異動が決まってから全員がやることは、異動先の業務内容の確認です。
大まかな内容から細かい話まで、情報は多岐に渡ると思います。
「これってどういうこと?」
「過去はどんなやり取りしてたんですか?」
こんな疑問が毎日頭を駆け巡る日々ですね。
業務内容のキャッチアップは、遠慮せずにガンガン聞きまくるのが吉です。
解決策:
異動先での細かな業務内容を把握するには、人に聞かなければなりません。
・恥ずかしがらずに後輩に聞く
前任者がいる場合は、引き継ぎを徹底的に行ってもらいましょう。
1回の引き継ぎで終わらせるのではなく、毎週1時間×4回で先に時間を抑えてしまいます。
そうすることで、適宜発生した疑問点を週次で確実に潰すことができますよ。
そして、異動先の後輩に恥ずかしがらずに聞きまくること。
意識して欲しいポイントは、上から目線で聞くのではなく、謙虚に学ぶ姿勢で聞くことです。
感謝を伝えることで、お互いの距離感も一気に縮まりますよ!
【在宅勤務】リモート環境での部署異動|悩み4つと解決策|まとめ
解決策:自分を知ってもらうための行動
・部署内で自己紹介
・個別にオンライン1on1で会話
解決策:毎日チャットでコミュニケーションを図る
解決策:TPOに合わせて頻度高く会話する
・チャットで毎日のやりとり
・「今からZoomいいですか?」
・重要な会議は対面も視野に入れる
悩み④業務内容のキャッチアップが難しい
解決策:恥ずかしがらず積極的に聞く
・前任者を1時間×4回で毎週抑える
・後輩に謙虚な姿勢で教えてもらう
新しい働き方として拡がりつつある在宅勤務(テレワーク)。
全ての業種での実行は難しいですが、大手企業やIT企業を中心にますます増えていくことでしょう。
中長期でみれば一度は誰もが経験する、テレワークでの異動。
円滑なコミュニケーションを取るためには、スタートダッシュが大切です。
会話の量を意識しながら、オンラインならではのやり方を駆使して距離感を縮めていきましょう!
コメント