【上京】東京の人を冷たいと感じる理由は?【集団では責任感が弱まる】

東京の人は冷たい生活

都会の人は冷たいなぁ…
田舎はとても暖かいのに…

 

駅で酔っ払いがベンチで寝ているのに誰も声をかけない…

そんな光景を見たことがある人も多いのではないでしょうか。

 

たしかに、都心では困っている人に声をかけることも少なく、満員電車ではトラブルが起きたり…

どこか心に余裕がなく、冷たい印象があるかもしれません。

 

しかし厳密に言わせていただくと、「東京で生まれた人が冷たい」のではなく、「人が多くいるから、東京の人を冷たく感じる」が正しいです。

どういうことでしょうか?

本記事では、都心の人が冷たいと言われる理由を、人間心理の観点からまとめました。

こんなヒト向けの記事:
・田舎から上京してきた
・都会の人が怖いと感じる
・なぜ東京の人は不親切なのか不思議

【上京】東京の人を冷たいと感じる理由は?【集団では責任感が弱まる】

なぜ、“都会の人は冷たい”と言われるのでしょうか。

実は、そのように呼ばれるきっかけとなった事件がアメリカでありました。

 

1964年のニューヨークで、女性が襲われる事件が発生。

目撃者や叫び声を耳にした人がいたにも関わらず、誰も警察に通報をしませんでした。

女性は残念ながら死亡してしまい、多くのマスコミが「都会の人は冷たい」と報道

この事件をきっかけに「人を助ける心理」への研究が発展していきました。

 

では、どのような心理によって、人の気持ちは都会で冷たくなってしまうのでしょうか。

周りに人が多いと助けない

人が多い都心

東京の駅で困っている人がいる…
終電間際の駅のベンチで寝ている人がいる…

まぁ、誰かが助けるだろう。

 

この考えこそが、”都心の人は冷たい”と呼ばれることの原因です。

 

多くの人がいながら困っている人を助けないのは、非常に冷たい印象を受けます。

しかし心理学では、周りに多くの人がいる方が、困っている人を助けなくなる、という結果が出ています。

 

先ほどの例のように、人が多いと「誰かが助けるだろう」と思ってしまい、結果的に誰も声をかける事がありません。

あなたも同じような経験をしたことが、一度はあると思います。

 

多くの人がいると一人当たりの責任感が薄れてしまうことが、”都心の人は冷たい”の原因です。

【実験】集団における行動

集団実験

集団になると一人の責任感が薄れてしまう事を証明した実験があります。

ビブ・ラタネというアメリカの心理学者が行った「拍手実験」

<指示>
「全力で拍手をしてください!」
<人数>
・1人だけで拍手
・6人の集団で拍手
<結果>
6人で拍手をする際は、1人だけで行う時より、1/2~1/3のチカラしか出ていない

 

面白いのが、6人それぞれは手抜きをしているという実感がなく、全力を出したと思い込んでいるということ。

たしかに、ライブ会場にいって大きいハコであるほど、拍手を少しサボっているかもしれないですね…w

 

リンゲルマンというフランスの農学者が行った「綱引き実験」

<指示>
「全力で綱引きをしてください!」
<人数>
・1人
・2人
・3人
・8人
<結果>
1人で行うよりも、人数が多くなるほど力を抜く結果となった。
2人(93%)、3人(85%)、8人(49%)という手抜き具合が露呈。

 

この実験と同様に、大人数で重い荷物を運ぶ際に、手を抜いた経験がある人も多いのではないでしょうか。

共同作業を行う際に手を抜いてしまう事を「社会的手抜き」や「リンゲルマン現象」と呼びます。

 

学生時代、多くの部員たちでサッカーゴールを運ぶときに手を抜いたなぁ、と当時の思い出が蘇りました。笑

東京の人は冷たく感じられているのか

東京

では実際に、東京の人は冷たいと感じているのでしょうか?

Twitterの投稿をのぞき見してみます。

“冷たい”という意見

 

無視されるといった実経験を書き連ねています。

先入観による印象もあるかもしれませんが、やはり冷たい人も多いのかもしれません。

 

ただ、東京に住んでいる人の多くは、東京出身者ではないというコトも一つの事実。

出身うんぬんというより、東京という土地が人間を変えてしまうということでしょう。

“いい人”という意見

 

“東京の人は冷たい”という先入観が逆に働いて、少しでも優しいと誇張される可能性もあるかもしれませんね。笑

 

東日本大震災を含め、災害が多い日本。

そうした災害が発生した際、みんなが手と手を取り合って助け合う姿が見られています。

日本人としての絆が見られ、少しずつ”都会の人は冷たい”という印象も和らいでいるかもしれません。

【上京】東京の人を冷たいと感じる理由は?【集団では責任感が弱まる】

・多くの人がいると、一人当たりの責任感が薄れてしまう
・拍手や荷物を運ぶときでも、大人数だと全力を出さない
・”東京の人は冷たい”は、現実的に賛否両論

筆者は神奈川県で生まれ、現在は東京都に住んでいます。

故郷が大好きなので、あまり自分が”東京の人”という実感はないですが、東京で生活している以上は”東京の人”として見られます。

人数が多すぎる都心の駅に目まぐるしさを覚えますが、困っている人がいたら助けてあげよう、とこの記事を書きながら改めて強く思いました。

 

皆さんも、「誰かが助けるだろう」からの脱却をしてみてはいかがでしょうか。

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