定年退職後や老後の趣味として、旅行を楽しむ方が増えています。
仕事や育児で忙しかった日々と比べると、使えるお金は減りますが自由な時間がたくさんありますね。
ゆったりとした時間の流れる空間や、全国各地の美味しい食材に舌鼓を打つ体験は、何歳になっても楽しみたいものです。
とはいえ、シニア世代の旅行ってどこに行けばよいか悩みますよね。
本記事では、老後の旅行先における国内おすすめ人気スポットを10個ご紹介します。
・定年退職後をした旅行好きの方
・老後でも楽しめる旅先を探している
・ゆったりとできる国内旅行がしたい
旅行先を決めるのは悩む…
という方は「一休.com」でカンタン検索。
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【老後の旅行】国内おすすめの旅先10選
シニア世代の旅行は、ゆったりとした時間で過ごすことができます。
忙しくて週末に1泊2日しかできない働き世代とは異なり、ゆっくり3〜4泊して旅先を楽しめますね。
旅先を考える上で、意識したいポイントは以下。
・混雑しない平日を中心とした日程
・”一度は行ってみたい”と思えるエリア
美味しいご飯や温泉など、ご当地ならではの楽しみがある場所を選びたいですね。
また、新幹線のグリーン車や飛行機のビジネスクラスを利用するなど、疲れにくい移動手段を検討したいところです。
それでは、老後にいきたい国内旅行おすすめスポットを10か所ご紹介します。
小樽(北海道)
日本の国土の約22%の面積を誇る、北海道。
さまざまな場所に観光へ行きたいけれど、最早どこへ行っていいか迷ってしまいます。
そこで、シニア世代の北海道旅行で評判の高いエリアが、“小樽”です。
小樽運河を中心に広がる街並みは、文化・食・レジャー・体験など、さまざまな要素を連ねています。
ボートで観に行くことができる青の洞窟は、日本とは思えない幻想的な雰囲気。
小樽でボートクルージングしてきた。飛び回る海鳥たち、幻のオタモイ遊園地跡、そして青の洞窟。いつの時代なのか、どこの国なのかわからなくなる幻想的な時間だったよ。 pic.twitter.com/vw8VLMDtf6
— 瀧波ユカリ (@takinamiyukari) August 18, 2020
春は桜、夏は祭り、秋は紅葉、冬は雪景色と、小樽は四季折々の姿を見せてくれます。
しかし、冬の北海道の寒さは底知れないので、シニア世代の旅行としては春先〜夏の過ごしやすい気候をオススメします。
十和田湖(青森)
十和田湖は青森県と秋田県にまたがる湖で、「十和田湖および奥入瀬渓流」として文化財の特別名勝及び天然記念物の指定を受けています。
山奥の湖と思いきや、楽しめる観光スポットも多く存在。
・遊覧船
・温泉宿
・ボートクルーズ
・自然歩道の散策
遊覧船やクルーズで湖を楽しんでから、温泉に浸かってじっくり身体を癒したいですね。
冬にはイルミネーションをやっており、華やかで幻想的な風景を楽しむことができます。
また、水のキレイな十和田湖で育ったお魚「ひめます」と「ワカサギ」が有名で、近くの食事処などで提供されています。
ひめますは紅鮭の一種で、綺麗な銀色の体に鮮やかなオレンジの身が特徴的。
現在開催中の #十和田湖 #ひめます食べて特産品GETキャンペーン 、行ってきました!新鮮なひめます、旨いです〜! pic.twitter.com/TbxCpQ6tdH
— まるごと青森 (@marugotoaomori) October 11, 2021
とろりとした舌触りと甘みが楽しめるので、刺身で味わうのがもっとも美味しく感じられますよ!
白川郷(岐阜)
岐阜県にある白川郷は、TVやネットで映像を見て「一度は行ってみたい!」と誰もが思う場所ではないでしょうか。
日本の原風景とも呼べる合掌造りの家々が並び、タイムスリップしたかのような風景が並びます。
1976年に重要伝統的建造物群保存地区として選定され、さらに1995年には五箇山(富山県)と共に白川郷・五箇山の合掌造り集落として、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録。
古き良き日本の風景が広大に広がります。
まさに、ゆったりとした時間を過ごす旅行には最適な場所ですよね。
雪が積もった白川郷は幻想的ですが、気候の寒さや生活環境はシニア世代にとって悩ましいところがあります。
深緑を楽しむことができる初夏は、気候もよくのどかな日本の風景を楽しむことができますよ。
初夏の白川郷
— 前山 (@xxakaxxv) June 10, 2021
新緑と青空に包まれて最高の時間を過ごしてきました pic.twitter.com/cFqNC3PBi0
スタジオジブリの作品の中に迷い込んでしまったかのような、不思議な体験を味わってはいかがでしょうか。
蓼科温泉(長野)
長野県に存在する有名温泉地といえば、蓼科(たてしな)温泉郷です。
平安時代に坂上田村麻呂が発見したとの説があり、さらに武田信玄がその傷を癒した名湯ともいわれています。
※出典:蓼科温泉郷公式サイト
昔ながらのレトロな旅館から、豪華なリゾートスパを楽しめるグランドホテルまで。
大正15年に創業した「蓼科親湯温泉」という温泉宿もあり、歴史に残る文豪たちも癒された場所とされています。
長野県茅野市にある「蓼科 親湯温泉」が素敵…
— あこがれホテル👟 (@akogare_hotel) January 27, 2022
大正15年創業の老舗宿。全室趣の異なる客室は、クラッシックモダンな雰囲気。Lounge & Barには約3万冊の蔵書が並び、ワインやウィスキーとともにお気に入りの書籍を探すのも楽しみの一つ。正統な歴史と文化を守り続ける湯宿で、大正ロマンに浸る旅を… pic.twitter.com/ciF4tDMqTx
都心の喧騒を忘れて、大正ロマンを感じられる雰囲気に身を委ねてはいかがでしょうか。
山の中には蓼科湖という湖もあり、のどかで静かな雰囲気を楽しむことができますよ。
金沢(石川)
日本海で採れる美味しい海鮮を楽しみたい方は、石川県の金沢は間違いありません。
2015年に北陸新幹線で金沢へ行けるようになってから、アクセスも良好になりましたね。
金沢駅から徒歩15分ほどに位置する近江町市場は、美味しい海鮮のお店が連なる観光スポット。
ホント、信じられないほどお寿司や海鮮丼が美味しいんですよね…
近江町市場の刺身屋で海鮮丼。
— AJ@チャアクの民 (@tochika_) January 23, 2022
ウニのダイレクトアタック(´▽`) pic.twitter.com/3L0ZNHEycL
また、金沢駅からバスで10分~15分ほどで、日本三名園にも数えられる兼六園があります。
日本の奥ゆかしさを感じる自然風景を感じられる、素晴らしい場所です。
四季折々の美しさを楽しめる庭園として評価が高く、どの季節にいってもそれぞれの顔を楽しむことができますよ。
箱根(神奈川)
都内からアクセス良好な有名温泉地といえば、箱根ですね。
新宿駅から小田急ロマンスカーを利用すれば、約90分で箱根湯本へ到着します。
電車でカンタンに行けるのは、シニア世代の旅行としては最高の条件と言えますね。
箱根湯本の商店街は食べ歩きやお土産などが連なっており、気付いたらあっという間に1,2時間と過ぎていきます。
温泉まんじゅうは絶対に食べておきたいですよね。
箱根湯本からバスやタクシーを利用すれば、約30分で芦ノ湖へ到着します。
広大な自然の風景と、晴れた日には富士山を一緒に楽しむことができますよ。
芦ノ湖周辺の温泉宿に宿泊すると、お風呂から広大な芦ノ湖を楽しむこともできるので、宿選びもこだわっていきましょう。
嵐山(京都)
京都で人気の紅葉スポットといえば、嵐山ですね。
有名な渡月橋は築400年の木造で、春はキレイな桜、秋は紅葉の景色が拡がり心を癒してくれます。
周りには出店もあるので、お祭り気分も楽しめますよ。
また、渡月橋から徒歩15分ほどの場所には、たくさんの竹が連なる竹林の小径があります。
嵐山の竹林の小径をお散歩。 pic.twitter.com/0AMDnUIGQE
— 植村 真太郎 (@s_uemura) January 22, 2022
まさに時代劇に出てきそうな風景で、のんびり歩いていると令和時代であることを忘れてしまいますね。
休日は人混みで溢れることも多いので、お出かけの日程にはお気を付けください。
また、京都観光の注意点として、京都は盆地なので夏は驚くほど暑くなります。
若者でもツラい気温となるので、シニア世代においても真夏の京都は避けることをオススメします。
嵐山は紅葉の季節に行くことで、気候も景観も楽しむことができますね。
宮島(広島)
パワースポットとしても知られる、広島県の宮島。
海に浮かぶ鳥居が特徴的な、厳島神社が有名ですね。
JR広島駅から電車で約30分、フェリーで約10分間で到着することができます。
移動に少し疲れてしまうかもしれませんが、壮大で厳かな雰囲気の厳島神社からパワーをしっかり貰いましょう。
また、宮島には広島グルメも満載です。
・あなごめし
・お好み焼き
・もみじ饅頭
土日は混雑してお昼ご飯に並ぶことが多いので、平日の空いている日程で行けると疲れも少なく楽しめます。
広島のぷりっぷりの牡蠣は、一度食べたら忘れられないですね!
また、島内には歩き回っている鹿が約500匹も存在し、その内200匹が市内に生息しているとされています。※出典:宮島観光協会
触れ合う際は安易に鹿にエサを与えず、暖かい目で見守りましょう。
湯布院(大分)
別府温泉と並ぶ大分県の有名温泉地といえば、湯布院。温泉の湧出量は全国2位です。
「湯布院」は昭和30年ごろに付けられた地名で、それまでは「由布院」と呼ばれ、現在の湯布院の雰囲気や趣きが根付いてきたのは平成以降なのです。
※出典:ゆふいん観光「湯布院(由布院)の歴史」
現在は「ゆふいん」とひらがな表記のお店もありますね。
温泉もさることながら、自然豊かでレトロな街並みが人気の秘密。
ゆくえさんの旅その⑩
— ゆくえしらず (@yukue_coffin) May 18, 2018
湯布院は街並みが最高なの
食べ歩き飲み歩きお買い物なんでもあり
雰囲気100点 pic.twitter.com/gr6n1GIRvS
じっくり食べ歩きしながら散策して、疲れたら身体を休めて温泉に浸かりましょう。
西日本エリアにお住まいで、ゆったりとした旅を楽しみたい方にオススメしたいのがフェリー。
神戸港と大阪南港からフェリーが出ており、約12時間の船旅で大分へ到着します。
自家用車を乗せることができるので、たっぷり時間のある老後ならではの楽しみ方と言えますね。
石垣島(沖縄)
ゆったりとした時間を過ごす旅行先に、沖縄は欠かせません。
そして、沖縄へ行くのであれば那覇といった本島の市街地だけでなく、石垣島など離島への旅行をおススメします。
石垣島は年中温暖な気候のため、冬でも15度近い暖かさで旅行を楽しめるので、寒さが気になるシニア世代にはピッタリですね。
また、屈指の観光スポットなので観光客向けの施設が充実してますし、歩いて行ける観光スポットも数多くあります。
・名蔵湾
・玉取崎展望台
久しぶりにキレイな川平湾でした😊👍
— パグズ (@pugz8911) July 26, 2021
やっぱり川平湾はスゴイ🤔 pic.twitter.com/CCCqDaZGxH
川平湾のエメラルドグリーンの海は、一度は行ってみたい場所ですね。
また、石垣島周辺には複数の離島があり、沖縄のゆったり感・きれいな海をさらに楽しむことができます。
・由布島
・竹富島
・小浜島
竹富島は平屋で赤瓦の家が並び、古き良き時代の沖縄の風景が今もなお残されている美しい島です。
レンタサイクルを借りて島内を回る人も多いですが、水牛車に乗ってゆったりと島を散策することもできますよ。
今日は竹富島に行きましたー🥳
— Kei@FightersKing (@Fighters_King_) July 23, 2022
レンタサイクルで島散策と海水浴🏖
水牛車🐃に乗って周りました😁
明日は西表島に行ってきます🤓
旅行もあっという間に終盤です💦 pic.twitter.com/UFMG0Ix7aJ
現地でしか楽しめない、日本とは思えない世界が待っています。
【老後の旅行】国内おすすめの旅先10選 |まとめ
・十和田湖(青森)
・白川郷(岐阜)
・蓼科温泉(長野)
・金沢(石川)
・箱根(神奈川)
・嵐山(京都)
・宮島(広島)
・湯布院(大分)
・石垣島(沖縄)
「老後・定年後」とヒトコトで言っても、時間はたくさんあります。
しかし、若い頃と比べると体力の低下は免れないので、ゆったりとした時間を過ごせて、四季を楽しめる場所を選ぶことが大切です。
温泉宿や自然が織りなす風景、レトロな空間を満喫して、シニア世代ならではの旅行の楽しみ方を見つけていきましょう。
旅行の際はくれぐれも感染症対策に気をつけて下さい。
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