キャンプっていいですよね。(どうした突然)
みなさん、「Hipcamp(ヒップキャンプ)」というサービスをご存知でしょうか?
簡単に説明すると、Airbnbのキャンプ場版です。
※Airbnb…宿泊施設を提供する「ホスト」と、宿泊する「ゲスト」をつなぐ民泊サービス。
2019年5月現在ではアメリカのみで展開されているサービスです。
全米の約30万ヶ所のキャンプ場の検索と予約ができるとあり、2013年の立ち上げから多くのヒトが利用をしています。
これまでブラウザ版でしかサービスを提供していなかったHipcamp(ヒップキャンプ)ですが、2019年5月にiPhone向けアプリの配信が開始されました。
これを機に、さらにユーザーが増えると見込まれています。
まだ日本には対応していないのですが、「これは日本でも流行る!」と勝手に予想しているので、Hipcamp(ヒップキャンプ)がどんなサービスなのか、まとめていきたいと思います。
・キャンプが好き
・キャンプ場の予約が埋まっていて困っている
「Hipcamp(ヒップキャンプ)」とは?
キャンプ場と利用者を繋ぐ
Hipcamp(ヒップキャンプ)の仕組みを図に表すとこのようなイメージです。
①空き地やキャンプ場を運営している「ホスト」
②キャンプ場を探している「ゲスト」
③ホストとゲストを繋ぐ「Hipcamp(ヒップキャンプ)」
キャンプ場料金の10%が手数料として「Hipcamp(ヒップキャンプ)」に入る仕組みとなっています。
9,000円のキャンプ場料金であれば、900円が「Hipcamp(ヒップキャンプ)」の利益になります。
キャンプ場に特化した情報
使い方はシンプルです。
地名や日程、アクティビティの条件などからキャンプ場を検索する事が出来ます。
このあたりはAirbnbと似ていますね。
また、「Memorial Day(記念日)」「Best of 2018」など複数のカテゴリから選択することも可能なので、自分のニーズにあったキャンプ地や人気のキャンプ地をシンプルに選択することができます。
キャンプファイヤー、トイレ、キッチン、テーブル、ゴミ箱、Wifi…など、キャンプ場ならではのアメニティ情報が記載されています。
どのような準備をすべきか直感的に分かるので便利ですね!
口コミ情報も盛んなのが、Hipcamp(ヒップキャンプ)の特徴です。
「Field Scout」という制度を取り入れており、Hipcamp(ヒップキャンプ)が指定するキャンプ場のレビューや写真撮影を行うことで、報酬がもらえます。
行ったことない僻地に関して口コミがあるのは安心しますね。
日本でのサービス展開は?
日本でのサービス展開は、おそらく近いうちにあると思っています。
Hipcamp(ヒップキャンプ)のサイトを開いた際、この様なポップアップが出てきました。
日本でサービス始まったらお知らせするのでメールアドレス登録してね!とのことです。
最近はアウトドアブームも起きていて、日本のキャンプ人口は840万人と5年連続で増加しています(日本オートキャンプ協会の推計より)。
人気のキャンプ場は予約も困難になってきているので、今後Hipcamp(ヒップキャンプ)が日本に上陸すれば、キャンプ場として使いきれていない土地も有効活用でき、アウトドアブームも更に加速することでしょう。
日本での類似サービス
日本でもHipcamp(ヒップキャンプ)と同じようなサービスがリリースされています。
その名も「ExCAMP」
筑波大学発のベンチャー企業である、forent株式会社が運営しています。
基本的な構造はHipcamp(ヒップキャンプ)と変わりありません。
サイトも見やすいですね!
課題は、まだ登録キャンプ地が100にも満たないところでしょうか。
この手のサービスは「ホスト」が増えれば「ゲスト」が増えますが、「ゲスト」が多くないサービスには「ホスト」は集まりません。
これからExCAMPがどのような進化を遂げていくか、楽しみですね!
Hipcamp(ヒップキャンプ)は日本で流行るのか?|まとめ
・アメリカでは2019年5月にiPhoneアプリをリリース
・日本ではサービス開始未定だが、予定はありそう
・「ExCAMP」という日本発の同様サービスがある
日本発のExCAMPか、アメリカ発のHipcamp(ヒップキャンプ)か、どちらが日本のキャンプ場民泊サービスを制するか楽しみですね。
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