【現地レポ】ポルノグラフィティ~REUNION~|感想・ライブレポート

ポルノグラフィティ REUNION 現地レポート音楽

2020年12月4日(金)にLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で開催された、“サイバーロマンスポルノ’20 ~REUNION~”

有観客+オンライン配信という、新しい試みのライブとなりました。

 

筆者は奇跡的に、ファンクラブ限定の現地観戦チケットが当選!!

2019年9月の東京ドーム以来のライブで、涙なくして観れないライブとなりました…

最高の空間です。

 

オンラインで多くの方がライブを楽しんだと思いますが、当選者として現地の様子を皆さまにお伝えすべく執筆します!

“サイバーロマンスポルノ’20 ~REUNION~”の現地レポート・感想をどうぞ。

※ネタバレを含むので、知りたくない方は回れ右をして下さい

こんなヒト向けの記事:
・REUNIONの余韻に浸りたい
・REUNIONの現地の様子が知りたい
・ポルノグラフィティが大好きだ!!
スポンサーリンク

【現地レポ】ポルノグラフィティ~REUNION~|現地の様子

筆者が会場に着いたのは、17時40分ごろ。

会場の待機列には200名ほど並んでおり、筆者も最後尾へと並びました。

 

18時の開場と共に30~40名単位で会場に案内され、手指の消毒体温チェックが一人一人行われます。

距離を取るシールも床に張っており、感染対策は徹底してる印象でした。

REUNION 感染症対策

 

そして気になる注意事項が。

REUNION タオル回し

感染症対策のため、タオル回し禁止

「あの曲やるんだな!」
「でも回せないんだな!」
と、ココロに誓うライブ開始30分前。

 

全員がマスクを着用し、ムダなおしゃべりはしないラバッパー達と共に、座席へと向かいます。

座席は一つ空けて利用

私の座席は3階の6列目、ほぼ最後尾でした。(3階は7列目まで)

座席は一つ空けて利用するように、使われない座席にはすべて張り紙が。

これを張るだけでも労力大変だよなぁ…と、スタッフさんへの感謝を馳せます。

 

興行的にはアレですが、隣のヒトと一つ空いている中でのライブ観戦は、見やすさ・自由さでいったら大きな解放感を感じましたね。

荷物も置けるので、自由度の高さはありがたかったです。

もちろん、ポルノのお2人を早くギューギューの満員の会場で祝福したいですけど!!

 

ラバップ向け事前配信を席で観ながらモチベーションを上げて、いざ本番へと向かいます。

ほぼ最後尾だからこそ、会場全体を見渡せる位置でライブを楽しみます!

【現地レポ】ポルノグラフィティ~REUNION~|感想・ライブレポート

LINE CUBE  SHIBUYA

ついにライブが始まります。

会場が暗くなり、大きな拍手。ドキドキが止まりません。

いつもなら大きな歓声が巻き起こりますが、今回は拍手に全ての気持ちを込めて伝えます。

オープニングは”アポロ”

オープニングムービーと共に流れるBGM。

「REUNION~♪」

えっ、昭仁さんの声じゃん。このために新録したの!とココロが揺らぎます。

 

サポートメンバーの登場。歓声をグッとこらえます。

そして晴一さんの登場。さらにグッとこらえます。

いよいよ昭仁さんの登場。拍手する手が痛いです。

 

そして!ついに始まる!REUNION!

1曲目はアポロ!!しかも替え歌!

僕らが生まれてきて 半世紀後の世界
サイバー空間で あなたとつながりたい~♪

 

もうね!

替え歌もそうですし、1年3か月ぶりに会えた!ホンモノ!生きてる!ポルノグラフィティ!という壮絶な感情が押し寄せて、涙腺が崩壊しました。

涙なくして観れないアポロで、お二人との“REUNION=再開”を果たしました。

 

15周年ライブ“惑ワズノ森”の1曲目を飾ったアポロ、20周年ライブ“神VS神”で本間さんと3人で演奏したアポロ。

デビュー曲”アポロ”は節目で演奏されてきた楽曲ですが、REUNIONの”アポロ”は新しい彩りが施された、渾身の1曲となりました。

サイの登場!?

2曲目は「オー!リバル」

ライヴ終盤に演奏するイメージが強かったので、この順番は意外でした。

2,オー!リバル
3,星球

 

そして、映像の中にRHINOCEROSでお馴染みの“サイ”が登場します。

お二人をかたどった3D人間も映し出されており「これ、配信のヒトからはARで面白い感じで見えてるんだろうな~」と思いながら、聴いていました。

今回のREUNIONでは、PVをモチーフにした演出が多かったですね!

 

手拍子こそ観客の強みなので、リバルの手拍子は会場の一体感を生み出すのに一瞬でした。

アポロ~リバルというラインナップで、会場全体の想いがグイッと一つに、そして最高潮に盛り上がっていきました。

笑ってはいけないMCトーク

演奏が終了すると、通常のライブでは「あきひとさーん!はるいちさーん!」と歓声が飛びます。

しかし、声を出してはいけないという会場のルールがあったので、観客は静観することしかできません。叫びたかった…

 

すると幕間で「あきひとさーん」とふざけて言い始める晴一さん。ほんとお茶目w

MCでは、コロナ禍という状況を踏まえたライブに対するお二人の想い、そして可愛いおじさまトークが繰り広げられます。

大きなリアクションを取れない観客を前に軽快なトークを繰り広げ、まさに大晦日さながら「笑ってはいけないMCトーク」状態でした。

 

笑うくらいはよかったかな…とは思いつつ、「ホントはもっとリアクションでお二人に返したい!」という気持ちがもどかしくて仕方なかったです。

そして3曲+MCの時点で、手のひらが思いのほか痛いです。笑(拍手のしすぎ)

予想外のセトリが続く序盤

ここからは以下のセトリが4曲連続で続きます。

4,ワンモアタイム
5,2012spark
6,リビドー
7,ヴォイス

いやー、(個人的には)予想外のセトリ群でした。

 

リビドーなんでFCUW5、その前だと2009年の”ロイヤルストレートフラッシュ”以来の演奏じゃないですかね!

初期のポルノグラフィティの力強さを感じる、かっこよさ前回のナンバーでした。

20年前の曲なのに全然古さを感じないのが、進化し続けるポルノグラフィティの凄さを物語っています。

 

そして、2012sparkでは安定の歌詞間違えを発揮していましたね。笑

2012の歌詞を2020に言い換えることで流れが掴めなくなったのかな、昭仁さん!と心の中で応援しちゃいます。

3階席からすべてを見渡せるので、ステージ床のライト演出が印象的な2012sparkでした。

バラードで聴かせる中盤戦

晴一さんのLondon留学トークMCを跨ぎ、ここからはバラードゾーン(聴かせる曲ゾーン)へと突入します。

8,シスター
9,ルーズ
10,カメレオン・レンズ
11,海月

ホント、昭仁さんの歌声は年を重ねるごとに色気と表現力が増していきます。

前回ライヴで聴いた時よりも常に進化しているのが、岡野昭仁というヴォーカリストなのだと実感する、ラインナップです。

 

シスターは、PVを模したような樹木が映像に投影され、世界観を表現します。

ステージの映像には樹木の幹が伸びており、ステージ全体の絵面を楽しめるのは3階席の特権だと微笑んでいたり。

 

ルーズは、13thライヴサーキットの “ラヴ・E・メール・フロム・1999”以来で、ライブでは約6年ぶりの演奏となりました。

MCでは「ルーズはファンの皆さんから演奏して欲しいと、好評の曲だったので入れました」とセトリに入れた理由も説明。

CDよりも上手くなってるのがなぁ…昭仁さんだわ。

 

海月の演奏は、昭仁さんの歌声映像美が一体になる美しい世界観。

オンライン映像では、ARで海月が会場中を漂いまくっていたようですね!

日本全国がひとつになった”アゲハ蝶”

海月あけのMCで、謎のイシダイ。笑

ネット上で盛り上がっていたのかなと思いましたが、会場の観客の頭は「?」が浮かびます。

笑いたかったのに、ポカン?となってしまいましたw

 

後で見返したら、昭仁さんの衣装と魚のイシダイの柄が同じ白黒ストライプなんですね!

よく分かっていない昭仁さんが可愛すぎました。

 

「拍手に魂が込められることが分かったね!」という合図から、お馴染みのリズムが開始。

即座にクラップで対応できる会場のラバッパー達は、流石の一言でした。

そう、アゲハ蝶のスタートです。

12,アゲハ蝶

 

事前に公式HP〜Twitterで応募されていた、応援メッセージ

オンラインで会えない状況、日本全国から視聴されている状況を逆手に取った演出。

全国からの応援メッセージがアゲハ蝶となり、渋谷へと集結していきます。

 

モニターには会場に飛び回る大量のアゲハ蝶が投影され、全国のポルノファンの魂が渋谷に集います

粋な演習するよね!ポルノさんは!!

 

「ラララ〜♪」を言えないアゲハ蝶は初めてでもどかし過ぎましたが、クラップで応戦。

手の痛さが心地よいと思えるアドレナリン爆発で、ライブを心の底から楽しんでいる自分がそこにいました。

クリスマス&ドームの想い出

Hard Days, Holy Nightの演奏が始まり、夏ソングからクリスマスソングへ!

バドホリはアンコールでやるかなぁ、と思っていたので、予想外の流れでした。

 

2番のコール&レスポンスやりたかった…。

心の中で「すぐに帰ってきて!」と唱えます。

歌い終わりの昭仁さん「メリーーークリスマーーース!」が可愛くて、もう!

13,Hard Days, Holy Night
14,VS

 

そしてVSへと続きます。

ステージの床モニターには、神vs神のロゴが。

1年3ヶ月前の東京ドームが思い出され、涙腺を緩めてきます。

 

会場の大きさ、オンラインとオフラインなど状況は異なりますが、VSが放つチカラは圧倒的

特別感の高い曲として、これからもポルノグラフィティを彩ってくれるでしょう。

“ハネウマ”でエアタオル回し

MCトークで「ポルノグラフィティの歯車を回してくれるのはキミたち」と、語る昭仁さん。

「そんなキミたちとまだまだ遠くへ一緒に行きたいから」と語り、始まったハネウマライダー

 

晴一さんとのハモリながらサビを歌う冒頭

まさかのアレンジにグッと引き寄せられます。

15,ハネウマライダー

 

そしていつものギターリフ!

本来はタオルをぶん回しまくりたいですが、感染対策防止のためNG。

「えっ、拍手で応戦?」
「腕を振り上げるの?」
「エアタオルが正解?」

と、一瞬の戸惑いが会場を包み込みますが、会場中がエアタオルで腕を振り回し始めます

 

1番の最初にタオルを回し始めて、「あっ…」と途中からやめたラバッパーもいましたね。笑

全力でタオルを回したい気持ちはありますが、タオルがなくても会場の熱がヒートアップしているのが全身で伝わってきます。

「あぁ…ポルノのライブだわぁ。生きててよかった」と、幸せを噛みしめます!

 

いわば貴重な体験となった、ハネウマのエアタオル回し

「ハネウマライダーでエアタオルしたねぇ!」と5年後に笑って話せていますように!

本編トリは”一雫”

東京ドームの「神VS神」でセトリ予想しているファンも多かったが、演奏のなかったナンバー。

20年を歩んできたポルノグラフィティが、ファンに感謝を述べている楽曲の“一雫”

16,一雫

 

MCで何度もお二人が言っていた、このセリフ。

「1年3ヶ月待ってくれて、ありがとう」
「会えてよかった、また会いましょう」

まさに、そうした感謝の思いが一雫に強く込められており、心にグッと思いがこみ上げてきます。

 

「時間は距離じゃない」の歌詞が今の状況を反映しているようで、発売時に聴いた時よりも泣けてきますね。

最高のトリ選曲でした。

アンコール”REUNION”

恒例の「ポルノ!ポルノ!」コールができないので、演奏が終わると全力の拍手でアンコールを伝えます。

一瞬で察知して拍手で想いを届けるラバッパー達はステキだな、と思いました。

そして、思いのほか早く再登場してくれましたね!

 

アンコール1曲目は、このライブのために書き下ろした新曲“REUNION”

「新しい曲を!」と言った時、いつもなら「うぉーーー!」と会場中が沸くところですが、拍手で応戦。

こうしたもどかしさは、悔しいですねー、本当に。

アンコール1,REUNION

 

REUNION…いや…
マジで格好良くないですか?

ピアノの旋律からサビのメロディ、力強い歌声に、重厚感が溢れるギターの演奏…たまらなかったです。

現地で聞いている時は歌詞が分からなかったので、公演後に歌詞が公式HPにアップされてて嬉しかったぁ。

 

「CDで出す曲ではないですが…」と昭仁さんが仰ってましたが、REUNIONを聞いた全員が思っていますよ?

配信でいいからリリースしてくれ!

ファンの声が公式さんに届くことを祈っています。

大トリは”ジレンマ”

ライヴの大トリを飾るのは、ジレンマ

インディーズ時代からライブのトリを飾り続けてきた、ポルノグラフィティの代名詞

アンコール2,ジレンマ

 

最近は「ライラ」が大トリを飾っていましたが、全員でアホになれるジレンマが返り咲きましたね!

ライラだったら、晴一さんのウルトラソウルどうしたんだろう…と思っていました。

会場の人は「ヘイっ!」できませんし。笑

 

REUNIONのジレンマを語る上で外せないのは、昭仁さんのシャツ脱げない問題

それを冷ややかに見つめる晴一さん。

焦る昭仁さんは可愛かったですし、一瞬で歌に戻る昭仁さんは流石の一言でした。

 

そして、ジレンマはとにかくバカ騒ぎ

声は出せませんが、全身を使って拳を振り上げ、腕を振り、ライブの終焉を彩ります。

会場が一体となるあの瞬間、本当にたまらないですよね。

 

「終わってしまうー!」という感情よりも、「ありがとう!ポルノグラフィティ!」という気持ちが強く残ったラスト。

ライブに来れることが、こんなにも幸せなのだと強く実感します。

 

次のライブがどんなカタチで、いつあるか分かりませんが、また近いうちに会えることを信じてます。

恒例の生声の叫びは会場のキャパの小ささもあり、3階席までもしっかり聞こえました。

 

「また、会いましょう。」

【現地レポ】ポルノグラフィティ~REUNION~|感想・ライブレポート|まとめ

セットリスト:
サイバーロマンスポルノ`20~REUNION~

1アポロ(冒頭替え歌ver.)
2オー!リバル
3星球
4ワンモアタイム
52012spark
6リビドー
7ヴォイス
8シスター
9ルーズ
10カメレオン・レンズ
11海月
12アゲハ蝶
13Hard Days, Holy Night
14VS
15ハネウマライダー
16一雫
アンコール1REUNION(新曲)
アンコール2ジレンマ

1年3ヶ月振りのライブとなった、サイバーロマンスポルノ”REUNION”

ライブのありがたみ、音楽の力強さ、ポルノグラフィティの尊さ。

当たり前だと思っていた幸せを、強く感じたライブでした。

 

約1,000名しか入れなかったプレミアチケットを取れたことは、本当に幸せ者です。

ポルノの歴史に大きく刻まれたライブとなったので、是非いつか円盤化されることを祈っています。

 

「ポルノグラフィティの全盛期はこれからだ!」

コメント

タイトルとURLをコピーしました