【老後】やることがない?一人老後の楽しみ方・過ごし方12選|趣味の充実

老後 過ごし方生活

加速する日本の少子高齢化。

「一億総活躍社会」というコトバに代表されるように、老後の過ごし方や生き方が重要な時代になってきました。

 

老後といっても、10年20年、人によっては30年以上あるかもしれない長い旅路です。

何もせずにボーッと過ごすのではなく、一度きりの人生楽しく悔いなく終わらせたいですよね。

 

本記事では、老後を楽しく充実させる過ごし方のアイディアを12個まとめました。

こんなヒト向けの記事:
・老後の過ごし方に悩んでいる
・老後の明確なイメージが付いていない
・仕事を辞めたらやることがなくて困る
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【老後の過ごし方】一人や独身でも楽しめる12のアイディア・趣味

老後の過ごし方に、正解などありません。

家庭の状況や住んでいる場所、持っている資産などによって生き方も変わってきます。

 

共通してることは、老後は長いということです。

■一例
第1の人生:誕生〜(0〜30歳)
第2の人生:子育て期(30〜55歳)
第3の人生:子供の結婚など(55〜65歳)
第4の人生:老後(65〜)

まさに、第4の人生の幕開けが老後というわけですね。

 

「やることがない」と嘆かず、生きる目標をしっかりと掲げながら、楽しく老後を過ごしていきましょう!

人生でやりたいことを書き連ねる

老後 やり残したこと

まず何よりも大切なことは、生きる目標を作ることです。

仕事を辞めて急に老け込む人も少なくありませんが、他人との接触が失われたこと、生きる目標を見失ってしまうことが理由に挙げられます。

 

仮に65歳で会社を辞めても、平均寿命81歳〜87歳まで約20年も時間があります
※出典:厚生労働省「令和2年簡易生命表の概況

生まれて成人するまでの人生をもう一度生きると思ったら、何でもできそうな気がしますよね。

もちろん、体力や思考の面で同じ様にはいきませんが、人生の最終章を飾る目標の設定をしていきましょう。

 

まずはとにかく、やりたいことを全てメモ帳に書き連ねて下さい

・悔いが残っていること
・まだ行ってないあの場所
・まだ食べていないあの料理
・時間がなくて出来なかった趣味
etc…

紙に書き出すことで意識を明確にし、本当に自分がやりたいことの優先順位を決めていきます。

ここで大切なことは「今からやっても遅いかも」と思わないこと。

 

老後の人生は、体力やお金は少ないかもしれませんが、時間は膨大にありますね。

悔いなくやり切りたいことを明確にすることが、明るい老後の生活を作る第一歩となっていきますよ。

国内旅行・海外旅行

老後 旅行

筆者は老後までまだ時間がありますが、子育てが終わったら奥さんと47都道府県を旅行するまで死ねない!という目標を立てています。

日本で生まれ育ったからには、全国を回った上で天寿を全うしたいと考えました。

 

もちろん旅行はお金がかかるので、現実問題どこまで行けるかは分かりません。

しかし、例え年に2回でも20年間あれば40回も旅行へ行けます。

 

47都道府県でなくても、沖縄など離島で1週間ほどゆっくりする生活もステキですよね。

働いていた頃にはできなかったスローライフを、全国どこでもできるのが老後の強みです。

 

シニア世代にオススメの国内旅行は、コチラの記事でまとめています。

 

国内だけでなく海外旅行も視野に入れると、いきたい場所がありすぎてワクワクしてしまいますね。

思い出の地を巡る

老後 思い出の地巡り

これまでの人生、楽しかったことから思い出したくないツラい経験まで、色々とあったと思います。

そして、人生に深く刻まれている思い出の場所ってありませんか?

 

些細な場所から人生のターニングポイントとなった場所など、思い出してみましょう。

・幼少期に遊んだ公園
・初めて告白をした場所
・結婚式を挙げたホテル
・新卒で就職した会社
・子どもとよく遊んだ広場
・忘れられない旅先
etc…

何十年ぶりにその地へ出向いてみると、なんだかノスタルジックな気持ちになりますよね。

 

思い出の地を巡りながら、人生を振り返って思いを馳せてはいかがでしょうか。

意外と数が多いと思うので、全てを回り切ると数年間もの楽しみとなりますよ。

ガーデニング・家庭菜園

老後 ガーデニング

自宅でできる趣味のテッパンといえば、ガーデニング・家庭菜園ですよね。

自分のペースでのんびり専念できますし、手塩にかけた植物たちが育ってくれるのは嬉しいものです。

 

一戸建てをお持ちの方は、現役バリバリの際にもガーデニングを楽しんでいたかもしれません。

また、マンションでもプランターを活用すればベランダでも育てられますね。

 

そして、ガーデニングは脳細胞が活性化する効果があり、認知症の予防としても期待がされています。
※出典:認知症ネット「ガーデニングで認知症を徹底予防!

花が育つことで愛情を感じ「オキシトシン」が分泌される、手先を動かすので脳が活性化するなど、様々な効果が。

 

ガーデニングができるスペースがある自宅に住んでいたら、是非お花や野菜を育ててはいかがでしょうか。

カメラ

老後 カメラ

自分のペースで始められて、長期的な趣味として最適なカメラ

知れば知るほど、使えば使うほど、奥ゆかしさにのめり込んでいきます。

 

最高級のカメラを購入して腕を磨くのもよし、Instagramを始めとしたSNS向けの写真を撮影するもよし。

“カメラ“とヒトコトで言っても様々な楽しみ方があります。

 

72歳からカメラを始めて、90歳になってもInstagramでバズり続ける西本喜美子さんという方もいらっしゃいます。

クスッと笑えるユニークな写真が、可愛くて面白すぎるんですよね。

 

カメラ一つで、世界中に自分の生き様を発信できる世の中。生きた証です。

楽しくカメラの腕を磨ければ、老後の楽しみ方の一つとして長続きできそうです。

料理

老後 料理

料理は独身でも既婚でも、そして年齢を問わず自宅でできる趣味の一つですね。

筆者も在宅勤務となって自宅にいる時間が増えた結果、楽しく料理をする機会が増えました。

自分の食べたいものを自分で作るって、ホントに楽しいのです。

 

また、料理をすることで、人の脳の中でも複雑な情報処理を行う「前頭前野」が活性化することが、最近の脳科学の研究で分かってきています。
※出典:神奈川新聞社「運動よりも気軽!専門家がボケ防止に“料理”を勧める理由

献立を考えて食材を準備して手先を動かして料理するのは、確かに刺激があります。

 

自分の作った料理で仲間を招いて、ホームパーティなど楽しい老後を過ごしていきたいですね。

プログラミング

老後 プログラミング

“プログラミング”という単語を聞いただけで「うぇ…」と拒否反応を起こす人は多くありません。

専門的な知識は何もないし、老後でやるもんじゃないという意見はごもっともです。

 

特例かもしれませんが、60歳からパソコンを始めて82歳でスマホアプリを開発した若宮さんという女性の方がいらっしゃいます。
※出典:日経ビジネス「82歳でアプリ開発「老後の準備なんて無意味ね」

だから誰でもプログラミングができる!という訳ではなく、何歳から何を初めてもいいんだ、ということですね。

 

IT後進国ともいわれ始めている日本。

だからこそ、老後の生活にプログラミングを学んで新しい挑戦をすることも、素晴らしい老後の過ごし方の一つだと思います。

いきなりプログラミング教室はハードルが高いので、まずは書籍から基礎を掴めるとよいですね。

シルバー人材センターでの就業

老後 シルバー人材センター

「人生100年時代」とも言われる世界になり、老後の就労サポートも増えてきました。

社会との繋がりが失われた瞬間に、一気に心身ともに老け込んでしまう人も少なくありません。

 

現役バリバリに週5で毎週働くのではなく、自分のペースで老後も働くことは一つの選択肢ですね。

就労で得られることは金銭面だけではありません。

・健康な身体作り
・人との繋がり
・新しい友人
・気分転換
etc…

 

そして、各地域には「シルバー人材センター」があり、定年退職者の能力の活用をサポートしてくれます。

地域に密着したお仕事などが多いですよね。

気になる方は、「シルバー人材センター ◯◯(地域名)」と検索してみて下さい!

起業して事業を始める

老後 起業

会社員として働いている頃は、自分のペースで思う様に働けません。

定年退職後に起業をして、人生で本当にやりたいことを始める方も一定数いらっしゃいます。

 

もちろん60代から起業をして、誰でもそう簡単に上手くいくものではありません。

しかし、自分で事業を起こしたいと頭の片隅にある中で、我慢をしながら老後を過ごすのはストレスにもなります。

「いつか起業したい」と思いながら会社員生活を過ごしていた方は、実行のタイミングかもしれません。

 

お金に関する知識など必要不可欠なので、まずは書籍などで勉強をすることが大切ですね。

Amazonレビュー抜粋:
・分かりやすいです。すごいです。自分のペースで読めてすっと、入ります。
・起業を思い立ち法人設立するまでの流れを非常に分かりやすく説明してあります。

ボランティア活動

老後 ボランティア活動

社会的な繋がりは保ちつつも、仕事ほどガッチリ固められたくないという方。

ボランティア活動を行うことで、社会性を維持することができます。

 

それぞれの地域や施設でボランティア募集は定期的に行なっているので、自分に合った内容を見ていきたいですね。

・子育て支援
・犬猫の支援
・地域のゴミ拾い
・地域の花壇ケア
…etc

自分のこれまでの経験を活かせたり、趣味や好みが転じたボランティア活動ができると、楽しく参加ができます。

人の役に立つことって、気持ちがいいものですよね。

 

私は保護猫を現在飼っていますが、将来的には保護猫を助けるボランティア活動にも携わりたいと思います。

大学や専門学校へ通う

老後 大学

人生とは学びの連続です。

義務教育は15歳で終わりますが、いつでも誰でも何歳になっても学ぶことができます。

 

コメディアンの萩本欽一さんが70代で駒澤大学に通学を始めたのも、大きな話題となりましたね。

最終的に中退となってしまいましたが、いくつになっても学ぶ姿勢に多くの反響がありました。

 

実現したい夢のステップとして学ぶべき勉学があれば、老後にチャレンジしてはいかがでしょうか。

定期的な運動で身体作り

老後 運動

何をやるにしても、身体が資本です。

健康でなければ趣味も勉強も仕事もできません。

 

年齢を重ねると、思ってもいなかった場所で怪我をしたり、悲しきかな昨日できたことが今日できなくなっていきます。

とにかく、定期的な運動で身体作りは意識して行ってください。

・ウォーキング
・ストレッチ
・ヨガ
・ゴルフ
etc…

無理して思いっきり運動して身体を壊しては意味がないので、近所のウォーキングから習慣化させていけるといいですね。

 

また、室内ではNintendo Switchを利用した、リングフィットアドベンチャーでも楽しく運動できます。

「所詮ゲームだろ」と思ってしまうかもしれませんが、侮れないほどに疲れますし楽しいのです。

 

Switch本体をお持ちでない場合は、本体+ソフトを購入する必要があるので、ご注意ください。

↓コチラがセット販売です

Amazonレビュー抜粋:
・これで外出できなくても運動不足が解消されるので安心です
・間違い無く神ゲーです。運動不足解消に最適!毎日続けます!

【老後の過ごし方】一人や独身でも楽しめる12のアイディア・趣味|まとめ

・人生でやりたいことを書き連ねる
・国内旅行・海外旅行
・思い出の地を巡る
・ガーデニング・家庭菜園
・カメラ
・料理

・プログラミング
・シルバー人材センターでの就業
・起業して事業を始める
・ボランティア活動
・大学や専門学校へ通う
・定期的な運動で身体作り

「老後」とヒトコトで言っても、思っているより長い時間が待っています。

生きる目的を見失ってしまうことが一番怖いので、まずは悔いなくやりたいことを書き連ねて下さい。

 

老後は人生のロスタイムだと思わず、まだまだ人生の途中です。

趣味や仕事や遊びなど、やりたいことをやりきって天寿を全うしていきましょう。

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