【現役面接官が教える】新卒採用で気を付けるべき自己PRポイント

新卒採用面接アイキャッチ仕事

面接で何を聞かれるのかな…
第一希望の会社に入れるかな…

新卒面接を控える大学生の皆さんは、様々な本やサイトを見て、時には先輩に話を聞き、面接対策をしていると思います。不安ですよね。

私は現在、某IT企業で新卒採用面接を行っており、僭越ながら合否を出す立場をさせてもらっています。(人事ではなく、現場管理職として)

質問集を教えます!とか
採用基準を教えます!とか
そんな短絡的なことは書きません。そして社外秘情報です。笑

企業によっても採用基準はマチマチなので、こうすれば受かります!というノウハウはこの世に存在しません。逆に、そんなサイトや勧誘があったらそれは詐欺です。w

本記事は現役面接官の目線で、大学生に意識して欲しいことをまとめてみました。ご参考にしていただければ幸いです。

こんなヒト向けの記事:
・就職活動を控えている大学生
・就職活動中の大学生
スポンサーリンク

新卒採用面接で気を付けるべき自己PRポイント

面接とは相性を見る場

握手

第一志望に落ちた~悲しい…
おれを落としやがって、クソが!

私自身も学生時代に企業から”お祈りメール”が届く度に切ない気持ちになっていたことを思い出します。

ここで学生の皆さんに意識して欲しいことが一つあります。
新卒面接は「企業>学生」ではないということ。

学生が入りたい企業に申し込み、企業が学生をジャッジする。
正しいようで間違っています。

企業が学生に対して「不合格」を出すので企業が強いと思われがちですが、学生も企業に対して「辞退」を出す権限があり、実は対等なのです。

そもそも、なぜ企業と学生は面接を行うのでしょうか?

・学生が入りたい企業に想いを伝えたいから
・企業が優秀な学生を囲みたいから
etc…

面接の本質は「企業と学生の相性を確認するため」です。
当たり前のように聞こえるかもしれませんが、意外と理解できていない学生が多いと思っています。私も学生時代は頭で分かっていつつも、理解はできていませんでした。

業界/会社/職種によって求める人材は異なる

少し、考えてみてください。
「外務省」と「テレビ局」
同じ人材が求められでしょうか?
恐らく違いますよね。
Aさんが外務省に落ちたとしても、テレビ局では最適な人材かもしれませんし、IT企業では合格するかもしれません。

上記は少し極端な例ですが、同じ業界でも言える事です。
「野村不動産」と「住友不動産」
求める人材は異なると思います。社風も会社のビジョンも異なるからです。

更にいうと、同じ会社内でも、
「営業職」と「事務職」
職種によって求める人材は異なります。

新卒面接とは、相性のいい業界/会社/職種を探す旅です。
面接に落ちてしまった時は「落ちた…悲しい…」と思うのは半分までにして、「ここの企業とは相性が合わないんだな」と半分は思うようにして下さい。

そして合格したということは、企業はあなたを大歓迎しているということです。

面接とは自己PRの場

ビジネスマン

面接は企業が学生を吟味し、学生が企業を吟味します。

学生は企業のホームページを見て、業界紙を読み、OBOGからお話を聞くなど、様々な手法で企業研究を行った上で、面接に望むことができます。

企業(面接官)はエントリーシートしか学生の情報がありません。圧倒的に情報が不足しています。学生が企業について事前に10の情報を調べられるとしたら、企業は学生について1.5くらいしか事前情報がありません。

企業側は、あなたのことをもっと知りたいのです!

先日、面接でこのようなやりとりがありました。

「学生時代で苦労して乗り越えた経験はなんですか?」

「大学の部活で○○をしたことです。」


終わりかぁ~~い!(ツッコミ)

限られた20-30分間という時間の中で、一つの質問に対してひと言で終わる人は、なぜそんなに受身なのだろう…?と思ってしまいます。
※もちろんその後に具体的な質問で拡げていきました。

面接はお互いに時間を割いている貴重な場なので、自己PRを沢山して欲しいのです。
ただ、自己PRとは自己中に喋りまくることではなく、面接官が気になるような情報(エサ)を投げかける事を意識してみて下さい!
面接官はあなたの情報に飢えています。

では、面接官は具体的に何を見ているのでしょうか。



面接官は何を見るのか

見ている

あくまで面接を行っている私個人の見解として記載します。

自分の意思があるか

意志の強さは、個人的に一番大切だと思っています。

「御社に入ったら、これをしたいです」
「大学のサークルでここを変えたいと思ったので、私はこれをやりました」
「こういう目標に向かって私はこれをやりました」

私はこう思う!という意思の強さはとても大切です。
なぜなら、意思がない人は仕事を受身でこなすだけの人材になってしまうからです。これでは個人も会社も成長はないと思っています。

意思のない人の特徴は、主語が途中から自分ではなくなります。

「サークルのメンバーの仲が悪く、私はこのままではよくないと思いました。全員で話し合う場を設けて、全員の意思を統一させました。結果、コミュニケーションが活性化し、サークルの目標としていた関東大会入賞を果たしました。」

それ、サークル活動の報告??と、思ってしまうエピソードを披露する学生さんがいらっしゃいます。
面接官が聞きたいことは、”サークルとして””部活として”ではなく、「あなたが何をしたか」「なぜそれを行ったのか」です。

奇抜な個性を求めているわけではなく、あなたの意思=個性になるので、しっかりと伝えることを心がけてください。

周りが見れているか

いわゆる、他人の意見を聞くスキルです。

意思が強いことは大切ですが、周りが見れず前進していく人はただの自己中です。
意思の強さ=頑固強さ、ではないので気をつけて下さい。

「周りは違うと言ったけど、私はこっちが正しいと思ったので貫いた結果、成功しました」

この様なエピソードを披露する学生さんがたまにいますが、メリット/デメリットが表裏一体の内容です。

上記の場合、
「なぜ周りは違うと言ったのか」「なぜあなたは正しいと思ったのか」「なぜ成功できたのか」
この3点の理由と説明が明確で納得感があれば、問題ないです。

特に「なぜ周りは違うと言ったのか」を把握できていない人は、周りが見れていない頑固な人間と判断せざるを得ないです。

周りがどう考えているか、今一度振り返ってみてください!

面接官は何を嫌がるのか

嫌がる

では、面接官は何を嫌がるのでしょうか。

質問の意図を読み取らない

面接官がどういう意図で質問をしているのか、読み取って回答することを心がけていきましょう!

もちろん緊張して頭が真っ白になってしまうこともあると思いますが、焦らず落ち着いてください。深呼吸して5秒待つより、意味不明なことを1分間言われるほうが辛いです。笑

例えば、
「○○を達成する上で、上手くいかなかった事、失敗したことはありませんか?」
この質問は、なぜ失敗したかを分析できているか、それを成功に活かしているか、どう乗り越えたか、など聞きたいと思っています。

意図を読み取れない学生さんは、失敗を伝えることが恥だと感じるのか「何もありません!」と仰います。すべてが上手くいっている人間なんているはずがないので、見栄を張る必要はないですし、逆に胡散臭く感じます。

上記はあくまで例ですが、質問の意図を読み取ることは意識して応えてみてください!

意図の見えない逆質問

「何か質問はありますか?」と面接の最後に聞いています。入社の意欲や相性を図ったりするためです。

意図の見えない逆質問をすることは逆効果なので気をつけて下さい。何も思いつかないなら「ありません」でいいです(それもそれで少しマイナスですが。苦笑)

個人的に意図が読めない質問は以下のタイプです。

「○○さんが会社に入って1番大変だった~」
「○○さん自身の描く今度のキャリアは~」
など、
面接官個人の話を聞く質問です。

会社のこと色々と聞けるチャンスなのに、そんなにおれのこと聞きたい?と思ってしまいます。

社員5名の会社なら、社員1人の考えの影響は大きいので分かりますが、いわゆる中堅~大手企業で1,000名を超える会社だと、本当に聞きたい事なのか、少し意図が読めず心の中で困惑しています。笑

質問の意図が伝わるような内容、または聞き方を心がけるようにしてみて下さい!

新卒採用で気を付けるべき自己PRポイント|まとめ

・面接は相性を見る場なので、立場は対等
・面接官は学生の情報を求めている
・自分の意思を持つことが大切
・質問の意図を汲み取ることが大切

偉そうに書きましたが、私も9年前に新卒面接を受けていた身です。
自分が学生時代には気づけなかった、面接官側からの目線を書いたつもりなので、就職活動に励んでいる学生のチカラになっていれば幸いです。

最後に、一つ。

型にハマらないで下さい!!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました