新卒で大企業に就職するメリット・デメリット【現役社員が語る】

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新卒ではベンチャー企業に入るべき!
新卒こそ大企業に入るべき!

様々な見解が飛び交う企業論。

 

私は新卒でいわゆる大企業へ入社しました。
現在は入社8年目で、今年30歳を迎えるサラリーマンです。

大企業への就職を検討している学生さんに対して、アドバイスができるくらいには経験を積んだと自負しています。

一方、大企業にしか勤めた経験がないので、中小企業やベンチャー企業のことに対して言及することは出来ません(説得力がありません)

 

本記事では、新卒で大企業に就職した筆者からみたメリット・デメリットを3個ずつまとめました。

大企業への就職を検討している学生さんの参考になれば幸いです。

こんなヒト向けの記事:
・就職活動中の学生さん
・大企業への入社を検討している方
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新卒で大企業に就職するメリット3つ

では、新卒で大企業に就職するメリットをまとめます。

“会社の肩書き”で話を聞いてもらえる

話を聞いてもらう

ビジネスをする上で、1番大切なこと。
それは、“自分の話を聞いてもらう”ことです。

どんなに素晴らしいアイディア、技術があっても、それを相手にしてくれる取引先がいないとビジネスは成り立ちません。

当たり前なことを言っていると思いますが、大企業に勤める最大のメリットはここにあると思っています。

①アポを取る
②提案をする
③合意を得る
④実行
⑤改善

toB/toC問わず、どのビジネスにも共通の枠組みになります。

大企業のメリットは、何と言っても「①アポを取る」のハードルが圧倒的に低いです。

 

皆さんも、得体の知れないネット企業から電話がきたら「怪しい…」と思う一方、例えばGoogle社からアポイントがあったら「ちょっと話を聞いてみたい」と思うはずです。

合コンでも、大企業勤務に目を輝かせる方もいるのが現実です。笑

 

正直、毎日アポイントの電話を100件かけて1件こぎつけて数時間を消費するのであれば、実践の提案をたくさん経験してスキルを磨いていく方が、成長が早いと思います。

 

また、大企業という肩書きがあると、取引先も大企業であるケースも多いです。

若いうちから名だたる大企業の方と会話をするキッカケがあるのは、とても刺激的な経験になります。

 

しかし、そのキッカケを活かせるかどうかは個人によるので、その先は大企業もベンチャー企業も関係ありません。

個人スキルに関してはぬるま湯に浸からず、しっかり磨いていきましょう。

新卒入社の同志がたくさんいる

最近は新卒一括採用を止める会社も増えてきましたが、大手企業は新卒社員を数十人~数百人規模で採用をする傾向にあります。

つまり、新卒入社という同じ境遇の同期や先輩後輩が、社内に多く存在します。

この存在が実はかなり大きい!

会社で勤めているとたくさんの悩みが出てきます。

・モチベーションが上がらず会社へ行きたくない
・管理職になりたいと思っているけど、どうすればよいか
・○○さんと相性がよくないから困っている
…etc

同じ悩みを一度は経験している同期や先輩が社内にゴロゴロいるので、相談ごとに困ることはありません。

恋愛、結婚、住宅購入など、プライベートな相談を同じ境遇の人とできるのも、個人的には助かっています。笑

 

入社時に先輩から「新卒入社したときの同期は一生の宝物だ!」なんて言われることもありましたが、今ならそれが分かります。

 

一人で抱え込むことなく、同じ悩みを共有しあえるというのは、新卒で大手企業に入社する大きなメリットだと思います。

転職の選択肢が広い

入社をする前に転職の話…と思うかもしれませんが、新卒入社後3年以内の離職率は高卒39.3%、大卒31.8%と高い水準です。
出典:厚生労働省 新規学卒就職者の離職状況(平成27年3月卒業者の状況)を公表します

 

2019年5月にトヨタ自動車の豊田章男社長が「雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」と発言。

今は大企業でも安定はなく、終身雇用というコトバも崩壊している時代になってきました。

 

私は転職をせずに今の会社に7年半いるわけですが、同期や先輩、後輩の転職を幾度となく横目で見てきました。

そこで感じることは「転職先の選択肢が広い」ということです。

 

転職した方に色々と話を聞くと、このような事をよく仰ってます。

「○○(うちの会社)出身だと、ネームバリューがあるから話が早い」
「○○(うちの会社)で5年働いていた経験が、大きな価値になる」

実際に、別の大手企業に転職する方を何人も見てきましたし、ベンチャーや別業界などへも幅広く巣立っています。

大手企業に勤めているということは、セカンドキャリアへの選択肢の幅も広がるメリットもあると思います。

 

もちろん、面接では個人のスキルや人当たりなど、総合力を見て判断されることになります。

入り口の選択肢の幅が広がるという意味では、大企業勤務は侮れません。



新卒で大企業に就職するデメリット3つ

では、新卒で大企業に就職するデメリットをまとめます。

スピードが遅い

「大企業病」という言葉があります。

組織が大きくなることにより経営者と従業員の意思疎通が不十分となり、結果として、組織内部に官僚主義、セクショナリズム、事なかれ主義、縦割り主義などが蔓延し、組織の非活性をもたらす。
※出典:Wikipedia

組織が大きくなるにつれて無駄が多くなったり、スピードが遅くなってしまいます。

 

また、世間一般に知られている有名企業であるが故に、小さなミスも許されず大胆な動きが出来ないケースもあります。

大企業は新卒研修を時間をかけて行うことも多いので、新卒で入社したらすぐにバリバリ現場で働きたい!という方は、ギャップが生じる可能性も高いです。

 

成長意欲の高い若手社員は、大企業のスピード感に物足りなさを感じ、3年目以内に退職してしまう人も多く見受けられます。

大企業に限らないかもしれませんが、入社4-5年目を越えてくると、加速度的に成長実感があるはずです。(私がそうでした)

 

会社に何を求めるのか、どこで見切りをつけるのか、しっかりと自分の中で明確な軸を持っておきましょう!

一定数でサボっている人は存在する

大企業だと様々な人がいます。
20代の若者から50,60代の大先輩、新卒や中途、最近は外国籍の方も増えてきました。

その中に「仕事をあまりしないサボる人」も存在します。

「2:6:2の法則」
組織とは、2割の優秀者、6割の普通の人、2割のあまり働かない人、で成り立つという法則。

これは大企業に関わらず全ての企業に当てはまりますが、大企業ほど人数も多いので、下層の2割の人数も多くなります。

5,000人の会社であれば、あまり働かない人が1,000人に及びます。

ここまでの規模で存在すると、自分自身のモチベーションの維持に関わってきます。

しかも、その人が長年勤めている場合、新卒で入社した1,2年目よりも給与は高いでしょう。

 

私の会社にも、仕事を全然やっていないのに、やった感だけ出してくるおじさんは存在します。
こうはなりたくないな、という反面教師として自分の糧にしています。

「自分はこんなに頑張っているのに…」と思うキッカケも多いのは、大企業の一つの宿命だと思います。

出世が遅くなる

「大企業は熾烈な管理職のポスト争いがある…」
そんなイメージを持つ学生さんも多いでしょう。

それは、半分正解で半分間違いだと思います。

出世のスピードを判断するポイントは以下2点です。

・年功序列 or 成果主義
・会社の平均年齢

年功序列の大企業で20代の管理職になる(出世をする)ことは、99%ないでしょう。

 

会社にどれだけ貢献してきたか、部長や本部長とどれだけ仲良いか、取引先と良好な関係を長年築いているか…
そうした10年20年の会社貢献が実り、管理職というポストに付いていきます。

どんなに優秀な若手がいても、横から入ることは多くないと思います。

 

一方、私が勤務しているIT企業は若手の社員も多く、20代の管理職や30代での部長も多く存在します。

それは、成果主義だからです。
若いうちからでも会社が求めている成果を出していれば、給与も上がりますし、出世もします。

 

同じ”大企業”という括りでも、文化が違えば出世ルールも変わります。
自分が目指している会社の文化はしっかりと調べておきましょう!

 

また、上が詰まって出世ができない、という点に関しては会社の平均年齢と相関性があります。

平均年齢が40歳以上の会社は、20代で管理職に抜擢されることはあまり多くはないでしょう。

 

会社の平均年齢は、採用ページに書いてあるケースも多いですが、社内文化は分かりません。

年功序列 or 成果主義であるかは、OBOG先輩社員などから聞ける範囲で聞いておくことをオススメします。

新卒で大企業に就職するメリット・デメリット|まとめ

○メリット
・”会社の肩書き”で、話を聞いてもらえる
・新卒入社の同志がたくさんいる
・転職の選択肢が広い
○デメリット
・スピードが遅い
・一定数でサボっている人は存在する
・出世が遅くなる

メリット・デメリットをまとめてみましたが、個人的にはメリットの方が大きいと思っています。(じゃないと7年半勤めていないですw)

「新卒で大企業はオワコンw」
「まずはベンチャー企業でしょ!」
「いや、絶対に大企業じゃなきゃいやだ!」

と、頭でっかちの人も最近多いなぁ、と感じることがあります。

人生の選択肢を自ら狭めることはもったいないので、色々な道を探ってみて下さい。

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